特許
J-GLOBAL ID:200903075103343467
音声入力の雑音抑制方法、雑音抑制制御プログラム、記録媒体及び音声信号入力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-333930
公開番号(公開出願番号):特開2003-140686
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2003年05月16日
要約:
【要約】【課題】 音源の位置に関係なく、音声信号の雑音を抑制できる音声入力の雑音抑制方法を提供する。【解決手段】 所定空間内の複数地点に設けた複数のマイクにより音声入力を音声信号に変換して出力し、パワスペクトル分析部11によりパワスペクトルを演算し、パワスペクトル和演算部13により仮重み係数を掛けた仮重み付パワスペクトルの和を演算する。音声発声者から発声された音声を口元に設けたマイクによる参照音声信号について参照パワスペクトルを演算し、仮重み付パワスペクトルの和と参照パワスペクトルとの差の二乗である誤差を誤差演算部15により演算し、最適重み係数演算部17により重回帰分析法を用いて誤差を最小にするように最適重み係数を求め、重み係数記憶部19に記憶する。パワスペクトル演算部で得られたパワスペクトルに、重み係数記憶部に記憶された対応する最適重み係数を掛けて最適重み付パワスペクトルの和を演算する。
請求項(抜粋):
所定空間内の複数地点に設けた複数のマイクにより、音声発声者からの音声を含む音声入力を複数の音声信号に変換して出力し、該複数の音声信号についてパワスペクトル演算手段により複数のパワスペクトルを演算し、該複数のパワスペクトルに対して重み付パワスペクトル和演算手段により仮の重み係数を掛けた複数の仮重み付パワスペクトルを演算すると共に該仮重み付パワスペクトルの和を演算し、音声発声者から発声された音声を該音声発声者の口元に設けた接話マイクにより変換した参照音声信号について前記パワスペクトル演算手段により参照パワスペクトルを演算し、前記仮重み付パワスペクトルの和と前記参照パワスペクトルとの差の二乗である誤差を誤差演算手段により演算し、該誤差演算手段により演算された該誤差に基づいて最適重み係数演算手段により重回帰分析法を用いて該該差を最小にする前記仮重み係数の最適値である最適重み係数を求めて、予め該最適重み係数のデータを最適重み係数記憶手段に記憶しておき、前記複数のマイクにより変換された複数の音声信号に基づいて前記パワスペクトル演算手段により得られた複数のパワスペクトルに対して、前記重み付パワスペクトル和演算手段により前記最適重み係数記憶手段に記憶された対応する最適重み係数を読み出すと共に該最適重み係数を該複数のパワスペクトルに掛けあわせて複数の最適重み付パワスペクトルを演算し、さらに該最適重み付パワスペクトルの和を用いて音声出力信号を形成することを特徴とする音声入力の雑音抑制方法。
IPC (5件):
G10L 15/20
, G10L 15/00
, G10L 21/02
, H03M 7/30
, H04B 15/00
FI (5件):
H03M 7/30 A
, H04B 15/00
, G10L 3/02 301 E
, G10L 3/02 301 F
, G10L 3/00 551 J
Fターム (16件):
5D015DD02
, 5D015EE05
, 5J064AA01
, 5J064BA16
, 5J064BB07
, 5J064BC03
, 5J064BC06
, 5J064BC18
, 5J064BC26
, 5K052AA01
, 5K052AA11
, 5K052BB35
, 5K052DD01
, 5K052EE40
, 5K052FF32
, 5K052GG48
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