特許
J-GLOBAL ID:200903075111602854

磁気力場発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-163860
公開番号(公開出願番号):特開2006-339493
出願日: 2005年06月03日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 複数箇所での同時試料操作を可能にして実験等の作業効率を高めながら、かつ、各試料に対して適正な磁気力場を付与する。【解決手段】 超電導コイル12及びその保持部材10,14により囲まれる内側空間16内に複数組の磁気力場増強用ユニットU1〜U4を軸方向に配列する。各ユニットU1〜U4は、磁気力場を増強する材料からなる環状体22及び円盤状体24によって試料空間20を囲むものである。しかも、各ユニットU1〜U4での試料空間20での磁気力場の強さが内側空間16の軸方向位置にかかわらず全て略同一となるように、当該ユニットU1〜U4における環状体22や円盤状体24のパラメータ(形状、材質、環状体22と円盤状体24との相対位置)についてユニット間で異なるパラメータが設定されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
中空に巻回された超電導コイルと、この超電導コイルの中心軸に沿う内側空間を囲んで当該超電導コイルを保持するコイル保持部材とを備え、前記超電導コイルの通電により前記内側空間内の試料空間に磁気力場が発生するように構成された磁気力場発生装置において、前記内側空間のうちその軸方向中間位置を境界として少なくとも一方の領域に、前記超電導コイルにより形成される磁気力場を増強する材料からなる環状体と前記超電導コイルにより形成される磁気力場を増強する材料からなる円盤状体とが前記軸方向中間位置から遠い順に並設されたユニットが前記超電導コイルと同軸となる位置で前記内側空間の軸方向に複数組配列されて前記各ユニットにその環状体と円盤状体とで囲まれる試料空間が形成されるとともに、これらのユニットにそれぞれ形成される試料空間での磁気力場の強さが全て略同一となるように、下記のパラメータa,b,cのうちの少なくとも一つのパラメータについてユニット間で異なるパラメータが設定されていることを特徴とする磁気力場発生装置。 a.各ユニットを構成する環状体、円盤状体のうちの少なくとも一方の形状。 b.各ユニットを構成する環状体と円盤状体との相対位置。 c.各ユニットを構成する環状体、円盤状体のうちの少なくとも一方の材質。
IPC (1件):
H01F 6/00
FI (2件):
H01F7/22 Z ,  H01F7/22 H
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 強磁気力場発生コイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-158709   出願人:古河電気工業株式会社
  • 特許第3532888号公報
審査官引用 (6件)
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