特許
J-GLOBAL ID:200903075117342919

蓋体開閉支持機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-159434
公開番号(公開出願番号):特開2001-336335
出願日: 2000年05月30日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 2軸回動式の蓋体開閉支持機構において、蓋体開閉動作時の摩擦抵抗を低減化して、グリース等の潤滑剤を用いる必要なくスムーズな開閉操作を行うことができ、グリースを廃止することを可能とすることを目的とする。【解決手段】 第2スライド軸32とガイド孔12内面との摩擦係数をμ、回動軸11と第1スライド軸31とを結ぶ線Dと、回動軸11と第2スライド軸32とを結ぶ線Cとのなす角をαとした場合、α≧2μtan-1なる式を満足するように、回動軸11、第1スライド軸31及び第2スライド軸32を設ける。
請求項(抜粋):
容器等の被開閉体外側面に設けられた回動軸と、該回動軸に軸支され、上記被開閉体の外側面に沿って回動する回動部材と、この回動部材の回動運動の軌跡に沿って、上記容器本体の側面に穿設された円弧状のガイド孔と、該ガイド孔から分岐して穿設された分岐孔と、上記被開閉体の開口部を開閉する蓋体に設けられ、上記被開閉体の内側から上記ガイド孔を通して、上記回動部材に軸支された第1スライド軸と、上記蓋体に設けられ、上記被開閉体の内側から上記ガイド孔に挿入された第2スライド軸とを具備し、上記蓋体で上記被開閉体の開口部を閉じた閉状態では、上記第1スライド軸が上記ガイド孔の一端限に位置すると共に、上記第2スライド軸が上記分岐孔の先端部に位置し、この閉状態から上記蓋体を開方向に回動させることにより、まず該蓋体が上記第1スライド軸を中心に所定角度回動して、上記第2スライド軸が上記分岐孔先端部から上記ガイド孔へと移動し、次いで上記第1スライド軸及び上記第2スライド軸が上記ガイド孔を他端側へと移動すると共に、これらと共に上記回動部材が上記回動軸を中心に回動し、蓋体がこの回動軸を中心に回動して上記被開閉体の開口部が開放し、また、この開状態にある蓋体を閉方向へと回動させることにより、まず上記第1スライド軸及び上記第2スライド軸が上記ガイド孔を一端側へと移動すると共に、これらと共に上記回動部材が上記回動軸を中心に回動して、蓋体がこの回動軸を中心に所定角度回動し、上記第1スライド軸が上記ガイド孔の一端限に達した後、上記第2スライド軸がガイド孔から上記分岐孔へと進入して該分岐孔の先端側へと移動し、蓋体が上記第1スライド軸を中心に回動して、上記被開閉体の開口部を閉塞するように構成された蓋体開閉支持機構において、上記第2スライド軸と上記ガイド孔内面との摩擦係数をμ、上記回動軸と上記第1スライド軸とを結ぶ線と、上記回動軸と上記第2スライド軸とを結ぶ線とのなす角をαとした場合、α≧2μtan-1なる式を満足するように、上記回動軸、第1スライド軸及び第2スライド軸を設けたことを特徴とする蓋体開閉支持機構。
IPC (2件):
E05D 7/085 ,  B60R 7/04
FI (2件):
E05D 7/085 ,  B60R 7/04 C
Fターム (4件):
3D022CA07 ,  3D022CB01 ,  3D022CC19 ,  3D022CD18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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