特許
J-GLOBAL ID:200903075135020210

操縦可能で可変な一次差動マイクロホン配列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-091205
公開番号(公開出願番号):特開平10-285688
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 完全に操縦可能で可変なレスポンスパターンを持つ一次差動マイクロホン配列を提供する。【解決手段】 本発明の一つの実施例においては、1.9cm(3/4インチ)の直径の硬直ナイロン球の表面上に平らに搭載された6つの小さな感圧全指向性マイクロホンから、マイクロホン配列が構成される。これらマイクロホンは、好ましくは、ナイロン球上の含まれる八面体の頂点がこの球面と接する点に配置される。3つのデカルト直交ペアをスカラ重みと選択的に結合することで、3-次元空間内の一つあるいは複数の任意の角度に向けることが可能な一つあるいは複数の一般一次差動マイクロホンビームが実現される。このマイクロホン配列は、サラウンドサウンド/再生用途、バーチャルリアリィティ音響用途などに用いることが可能である。
請求項(抜粋):
ある与えられたオーディオ周波数レンジを通じて動作するマイクロホン配列であって、このマイクロホン配列が:対応する複数の個別のマイクロホン出力信号を生成するための複数の個別の感圧マイクロホンを含み、個別の各感圧マイクロホンが実質的に全指向性のレスポンスパターンを持ち、前記複数の個別のマイクロホンがN-次元(ここでN>1)空間配列に配列された3つあるいはそれ以上のマイクロホンから成り、前記空間配列によって前記複数の各マイクロホンが他の個別の各マイクロホンから前記オーディオ周波数の動作レンジによって定義される最小波長より小さな距離の所に配置され、このマイクロホン配列がさらに;複数の差信号を計算するために適合されたプロセッサを含み、各差信号が前記個別の2つのマイクロホン出力信号の間の差から成り、これら2つのマイクロホン出力信号が前記複数マイクロホンのあるペアに対応し、このプロセッサがさらに、前記複数の各差信号を選択的に重み付けし、前記の選択的に重み付けされた差信号の結合に基づいてマイクロホン配列の出力信号を生成するように適合され、こうして、前記マイクロホン配列の出力信号の操縦可能なレスポンスパターンが前記複数の差信号の前記選択的重み付けに基づく最大感度の方位を持つようにされることを特徴とするマイクロホン配列。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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