特許
J-GLOBAL ID:200903075142641599

カプセルのバンドシール形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247305
公開番号(公開出願番号):特開平10-071186
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【解決手段】 薬剤を充填したカプセルのボティーにキャップを被覆し、次いでゼラチンを主成分とするシール剤をキャップの表面端縁部からボティーにかけて帯状に1回又は複数回塗布してボティーとキャップとを固定するバンドシールを1層又は複数層形成するカプセルのバンドシール形成方法を下記(A)〜(E)のいずれか1つ又は2つ以上の方法を組み合わせて行う。(A)少なくとも最初のシール剤の塗布時の温度を30〜40°Cとする、(B)少なくとも最初のシール剤の粘度を50°Cにおいて50〜200cpsとする、(C)シール剤を塗布した後、直ちに10°C以下の冷風をバンドシールに吹き付けてバンドシールを10°C以下に冷却する、(D)ボティーとキャップとの結合長さを標準カプセル長より短くする、(E)最初のシール剤の塗布をキャップの表面端縁部のみとする。【効果】 このカプセルのバンドシール形成方法によれば、バンドシーリング時に発生する気泡や穴あき等を確実に抑制することができる。
請求項(抜粋):
薬剤を充填したカプセルのボティーにキャップを被覆し、次いでゼラチンを主成分とするシール剤をキャップの表面端縁部からボティーにかけて帯状に1回又は複数回塗布してボティーとキャップとを固定するバンドシールを1層又は複数層形成するカプセルのバンドシール形成方法において、上記シール剤の塗布を下記(A)〜(E)のいずれか1つの方法又は2つ以上の方法を組み合わせて行うことを特徴とするカプセルのバンドシール形成方法。(A)少なくとも最初のシール剤の塗布時の温度を30〜40°Cとする、(B)少なくとも最初のシール剤の粘度を50°Cにおいて50〜200cpsとする、(C)シール剤を塗布した後、直ちに10°C以下の冷風をバンドシールに吹き付けてバンドシールを10°C以下に冷却する、(D)ボティーとキャップとの結合長さを標準カプセル長より短くする、(E)最初のシール剤の塗布をキャップの表面端縁部のみとする。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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