特許

J-GLOBAL ID：200903075196608244

傾斜組成硬化被膜層が形成された被覆物品及びその製造方法

発明者： 福島 洋 ,  田村 操 ,  矢野 一久 ,  岡本 一夫 ,  福嶋 喜章 ,  谷 昌明 ,  鬼頭 修 ,  永井 隆之 ,  水谷 克彌
出願人/特許権者： 三菱レイヨン株式会社 ,  株式会社豊田中央研究所 ,  豊田通商株式会社
代理人 (1件)： 若林 忠 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-307140
公開番号（公開出願番号）：特開平11-221880
出願日： 1998年10月28日
公開日（公表日）： 1999年08月17日
要約：

【要約】【課題】 耐摩耗性、耐擦傷性、耐熱性、耐薬品性、耐久性、耐候性及び基材との密着性に優れた硬化被膜を形成した耐摩耗性被覆物品を提供する。【解決手段】(A)オルガノアルコキシシランの有機構造層と特定の金属を中心とする無機結晶構造とが互いに共有結合により層状に結合されたハイブリッド層状高分子材料構造体5-95部、及び(B)(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物95-5部を含む組成物の硬化被膜層を有し、層中の(A)成分と(B)成分との組成比が基材面側と大気側との間で連続的又は層状に変化している傾斜組成硬化被膜層である被覆物品;及び、加熱処理により傾斜組成を形成する被覆物品の製造方法。

請求項（抜粋）：

基材の表面上に、(A)分子内にアルコキシ基と有機基とを有するオルガノアルコキシシランのアルコキシ基の加水分解・脱水縮合により形成された有機構造層と、Mg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、Li、V、Zr、Ca、Y、Ga、In、Tl、Sb、Rh、Ru、Pd、Sn、Zn、Pb及びCeから成る群より選ばれる少なくとも1種の金属を中心とする無機結晶構造とが互いに共有結合により層状に結合されているハイブリッド層状高分子材料構造体5〜95重量部、及び(B)分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物95〜5重量部を含んで成る被覆材組成物の硬化被膜層を有し、かつ前記硬化被膜層は、層中の(A)成分と(B)成分との組成比が前記基材面側と大気側との間で連続的又は層状に変化している傾斜組成硬化被膜層であることを特徴とする被覆物品。

IPC (6件)：

B32B 27/00 101 ,  B05D 5/00 ,  B05D 7/24 301 ,  C08F 2/48 ,  C08F283/12 ,  C09D 4/00

FI (7件)：

B32B 27/00 101 ,  B05D 5/00 B ,  B05D 5/00 K ,  B05D 7/24 301 T ,  C08F 2/48 ,  C08F283/12 ,  C09D 4/00