複合エステル、これらのエステルを含む配合およびそれらの使用

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石田敬 (外4名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-513925
公開番号（公開出願番号）：特表2003-522204
出願日： 1998年09月28日
公開日（公表日）： 2003年07月22日
要約：

【要約】残存するヒドロキシルまたはカルボキシル基とエステル結合を形成するための連鎖停止剤を用いる、少なくとも1つの多官能性アルコールと、少なくとも1つの多官能性カルボン酸とのエステル化反応により生ずるエステルが開示されている。多官能性カルボン酸は、9〜18個の炭素原子を含む脂肪族ジカルボン酸、二量体化および/又は三量体化脂肪酸またはそれらの混合物であって;二量体化および三量体化脂肪酸が、用いられた多官能性カルボン酸全量の80重量%を越えて占めないものを含む。連鎖停止剤は、少なくとも14個の炭素原子を含む単官能性アルコール、またはモノカルボン酸であることができる。その複合エステルは、100°Cで30〜1000×10-6m2 /s(30〜1000cSt)、好ましくは30〜200×10-6m2 /s(30〜200cSt)の動粘度を有する。その複合エステルは、「そのまま」またはトラスミッション油、作動油、4サイクル油、燃料添加剤、コンプレッサー油、グリース、チェイン油、または金属加工ま金属圧延の用途における添加剤、および/又は基油および/又は増粘剤として有用である。上記エステルの1以上を含むマルチグレードギヤ油も、本発明の一部である。

請求項（抜粋）：

少くとも1つの多官能性アルコールと、少くとも1つの多官能性カルボン酸と、連鎖停止剤との間のエステル化反応によって得ることができる複合エステルであって、 (a)多官能性アルコールは、ヒンダードまたは非ヒンダード脂肪族ポリオールであり、 (b)多官能性カルボン酸は、9〜18個の炭素原子を含む脂肪族ジカルボン酸、二量体化および/又は三量体化脂肪酸またはそれらの混合物であって;二量体化および三量体化脂肪酸が、用いられた多官能性カルボン酸全量の80重量%を越えて占めないものを含み、 (c)連鎖停止剤は、7〜22個の炭素原子を含む直鎖飽和酸、7〜24個の炭素原子を含む分枝飽和酸、16〜24個の炭素原子を含む直鎖または分枝不飽和酸、およびそれらの混合物からなる群から選ばれた脂肪族モノカルボン酸、または少なくとも14個の炭素原子を含む、少くとも1つの脂肪族、直鎖または分枝の、飽和または不飽和のモノ官能性アルコールのいずれかを含み、および (d)複合エステルは、100°Cで30〜1000×10-6m2 /s(30〜1000cSt)の動粘度(Vk,100 )を有する複合エステル。

IPC (17件)：

C10M105/42 , C07C 69/34 , C07C 69/50 , C07C 69/593 , C07C 69/604 , C10L 1/18 CEZ , C10M105/44 , C10M105/46 , C10M129/78 , C10M129/80 , C10M129/82 , C10M169/04 , C10M171/00 , C10N 40:04 , C10N 40:08 , C10N 40:20 , C10N 40:25

FI (17件)：

Fターム (30件)：

4H006AA02 , 4H006AA03 , 4H006AA05 , 4H006AB60 , 4H006AC48 , 4H006BA91 , 4H006KA06 , 4H104BA07A , 4H104BA07C , 4H104BB34A , 4H104BB34C , 4H104BB36A , 4H104BB36C , 4H104BG01C , 4H104BG11C , 4H104BH01C , 4H104CA01A , 4H104CA01C , 4H104EA02A , 4H104EA02C , 4H104EB08 , 4H104LA01 , 4H104LA03 , 4H104PA02 , 4H104PA03 , 4H104PA05 , 4H104PA20 , 4H104PA21 , 4H104PA41 , 4H104QA18

引用特許：

審査官引用 (6件)

特表平7-508783
特開平3-179091
特開昭53-127970

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