特許
J-GLOBAL ID:200903075229302936

変速機の同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-337699
公開番号(公開出願番号):特開2007-139166
出願日: 2005年11月22日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】変速歯車とクラッチハブが連結されていない状態で、同期装置の円錐穴と円錐面が当接して摩耗や摩擦によるエネルギ損失が生じるのを防止する。【解決手段】回転軸10に一体的に設けたクラッチハブ16にスリーブ30を往復動可能にスプライン係合し、回転軸には円錐面21b,26bと外歯スプライン21a,26aが同軸的に形成された変速歯車20,25をクラッチハブの一側に回転自在に設け、変速歯車とクラッチハブの間には円錐面と係合可能な円錐穴22c,27c及び外歯スプライン22d,27dが形成されたシンクロナイザリング22,27が軸線方向移動及び回動可能に設けられている。クラッチハブとシンクロナイザリングには、この両者の相対回動により互いに当接してシンクロナイザリングをクラッチハブ側に引き戻す第1及び第2係合部16d,16e,22b,27bが形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転軸と一体的に回転されるクラッチハブと、このクラッチハブの外周に形成された外歯スプラインに係合される内歯スプラインが内周に形成されて軸線方向に往復シフトされるスリーブと、前記クラッチハブの一側において前記回転軸に回転自在に支持され前記クラッチハブ側となるボス部に前記内歯スプラインと係合される外歯スプライン及び円錐面が一体的に形成された変速歯車と、前記クラッチハブと前記変速歯車の間に同クラッチハブに対し軸線方向移動及び回動可能に支持され前記スリーブの軸線方向のシフトにより前記変速歯車に向って押圧されて内周に同軸的に形成された円錐穴が前記円錐面に摩擦係合されるとともに外周に形成された外歯スプラインが前記内歯スプラインと係合して前記変速歯車の回転を前記クラッチハブの回転に同期させるシンクロナイザリングを備えてなる変速機の同期装置において、前記クラッチハブとシンクロナイザリングには、この両者の相対回動により円周方向において互いに当接して前記シンクロナイザリングを前記クラッチハブ側に引き戻す第1係合部と第2係合部を形成したことを特徴とする変速機の同期装置。
IPC (1件):
F16D 23/06
FI (1件):
F16D23/06 C
Fターム (7件):
3J056AA14 ,  3J056BA01 ,  3J056BA04 ,  3J056BB23 ,  3J056CA03 ,  3J056CC03 ,  3J056GA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 手動変速機の同期装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-208563   出願人:アイシン・エーアイ株式会社

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