特許
J-GLOBAL ID:200903075269599117

誘導性負荷の駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-204737
公開番号(公開出願番号):特開平11-055937
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 誘導性負荷の駆動回路において、駆動回路の応答性を確保し、且つラジオノイズの発生を抑制する。【解決手段】 誘導性負荷7の通電経路をNPNトランジスタ3を介して導通・遮断する駆動回路1において、トランジスタ3のベースB1-コレクタC1間に、ベースB1側をアノードとして直列に接続された2つのツェナーダイオード9,11を設け、更に一方のツェナーダイオード11には、コンデンサ13を並列接続する。この回路では、トランジスタ3をオフして、誘導性負荷7の通電を遮断すると、誘導性負荷7に逆起電力が発生するが、この逆起電力により、コレクタ電圧Vcが、ツェナーダイオード9の降伏電圧まで急峻に立ち上がり、その後、両ダイオード9,11の降伏電圧の和に対応したクランプ電圧まで除々に変化する。この結果、コレクタ電流Icの急峻な変化を抑制してラジオノイズを低減できると共に、駆動回路の応答性を確保できる。
請求項(抜粋):
直流電源から誘導性負荷への電源供給経路に設けられ、該電源供給系路を、制御入力端子に入力される駆動信号に応じて導通・遮断するスイッチング素子と、該スイッチング素子と前記誘導性負荷との接続点と、前記スイッチング素子の制御入力端子との間に設けられ、前記スイッチング素子が前記駆動信号によりオン状態からオフ状態に変化した際、前記誘導性負荷に発生する逆起電力により前記スイッチング素子に電流を流し、前記接続点と前記制御入力端子との間に発生する電圧を、前記スイッチング素子の耐圧よりも小さい所定のクランプ電圧にクランプする電圧クランプ手段と、を備えた誘導性負荷の駆動回路において、前記電圧クランプ手段を、複数のツェナーダイオードの直列回路にて構成すると共に、該複数のツェナーダイオードの一部にコンデンサを並列接続したことを特徴とする誘導性負荷の駆動回路。
IPC (4件):
H02M 1/08 ,  H03K 17/16 ,  H03K 17/64 ,  F16K 31/06 310
FI (4件):
H02M 1/08 A ,  H03K 17/16 M ,  H03K 17/64 ,  F16K 31/06 310 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-025107
  • 駆動回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-031605   出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-025107
  • 駆動回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-031605   出願人:トヨタ自動車株式会社

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