特許
J-GLOBAL ID:200903075273643015

乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-327292
公開番号(公開出願番号):特開2002-130944
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 脱離行程の熱を無駄に捨てることなく吸着工程の空気の加熱に有効に利用して、乾燥するまでの時間を短縮できる乾燥装置を提供する。【解決手段】 空気除湿手段2の空気下流側に、空気と熱交換して熱を蓄える蓄熱体5を設けた。これにより、吸着剤2aの脱離工程、特に脱離後半時において吸着剤2aを通過した高温の空気から蓄熱体5が吸熱し、次の吸着工程において吸着剤2aの作用によって乾燥した空気に蓄熱体5の熱を放熱することで、乾燥対象空間である部屋10へ吹き出す空気を高温とし、乾燥効果を増大させる。このように、吸着工程全般に渡って温度の高い空気を部屋へ吹き出せるので、乾燥時間を短縮することができる。また、従来室外に捨てていた熱を無駄なく利用できるようにしたことから省エネルギーともなる。
請求項(抜粋):
空気流れの上流側に部屋(10)内の空気を吸い込む吸込口(1a)と、下流側に前記部屋(10)内へ空気を吹き出す吹出口(1b)及び前記部屋(10)外へ空気を排出する排出口(1c)とを有する空気通路(1)と、前記吹出口(1b)及び前記排出口(1c)の開閉を行なうドア(6)と、前記吸込口(1a)と前記吹出口(1b)との間の前記空気通路(1)内に順次配置された、空気加熱手段(3)、吸着剤(2a)を備えた空気除湿手段(2)、及び空気と熱交換して熱を蓄える蓄熱体(5)と、前記空気通路(1)内に空気を流通させる送風手段(4)と、前記空気加熱手段(3)、前記ドア(6)、及び前記送風手段(4)を作動させて前記部屋(10)内の乾燥状態を制御する制御装置(20)とを備え、前記制御装置(20)は、吸着工程時に、前記吹出口(1b)を開き、前記空気通路(1)と前記部屋(10)との間で空気を循環させて湿気を前記吸着剤(2a)に吸着させ、脱離工程時に、前記排出口(1c)を開くと共に前記空気加熱手段(3)を作動させて前記吸着剤(2a)に脱離作用をさせ、前記部屋(10)より前記空気通路(1)を通して前記部屋(10)外へ空気を排出させるようにしたことを特徴とする乾燥装置。
IPC (5件):
F26B 9/02 ,  D06F 58/00 ,  D06F 58/10 ,  F24F 11/02 102 ,  F26B 21/00
FI (6件):
F26B 9/02 A ,  D06F 58/00 Z ,  D06F 58/10 A ,  F24F 11/02 102 D ,  F26B 21/00 J ,  F26B 21/00 E
Fターム (24件):
3L060AA07 ,  3L060CC02 ,  3L060DD01 ,  3L060EE34 ,  3L060EE35 ,  3L060EE41 ,  3L113AA01 ,  3L113AB02 ,  3L113AC16 ,  3L113AC45 ,  3L113AC46 ,  3L113AC51 ,  3L113AC57 ,  3L113AC67 ,  3L113BA14 ,  3L113CA08 ,  3L113CB01 ,  3L113CB17 ,  3L113CB24 ,  3L113CB28 ,  3L113DA02 ,  3L113DA10 ,  4L019BA02 ,  4L019BA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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