特許
J-GLOBAL ID:200903075277948287

双方向最尤系列推定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-140616
公開番号(公開出願番号):特開平8-008794
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】ディジタル移動通信を行う上で、受信性能を決定していたバースト誤りを回避し、低符号誤り率特性を有する受信機を構成するための双方向最尤系列推定方式を提供することを目的とする。【構成】推定された伝送路応答に基づいて受信信号から送信信号系列を推定するヴィタビアルゴリズム処理と、既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理により推定された送信信号系列と推定された伝送路応答から推定受信信号を算出する推定受信信号算出処理と、受信信号と推定受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成処理と、前記誤差信号を元に伝送路応答を推定する伝送路応答推定処理とを行う最尤系列推定方式において、TDMA通信へ適用する際に、割り当てられたスロットの先頭から処理するモードと、前記スロットの後尾から処理するモードとを行い、通信品質が良好な動作方向の結果を前記スロット単位もしくは、前記スロットを構成するシンボル単位で選択する。
請求項(抜粋):
推定された伝送路インパルス応答に基づいて受信信号から送信信号系列を推定するヴィタビアルゴリズム処理と、既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理により推定された送信信号系列と時刻k-1に推定された伝送路インパルス応答から時刻kにおける推定受信信号を算出する推定受信信号算出処理と、時刻kでの受信信号と時刻kでの前記推定受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成処理と、前記誤差信号を元に適応アルゴリズムを用いて時刻kにおける伝送路インパルス応答を推定する伝送路インパルス応答推定処理とを行う最尤系列推定方式において、スロット単位で送受信するTDMA通信へ適用する際には、割り当てられたスロットの先頭から時間軸方向に沿って動作するモードと、前記スロットの後尾から時間軸逆方向に沿って動作するモードとを行い、通信品質が良好な動作方向の結果を前記スロット単位もしくは、前記スロットを構成するシンボル単位で選択することとし、前方処理中に通信品質が劣化しなかった場合は、後方処理を行わず、前方処理中に通信品質が劣化した場合に、後方処理を行うことを特徴とする双方向最尤系列推定方式。
IPC (5件):
H04B 7/005 ,  H03M 13/12 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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