特許
J-GLOBAL ID:200903075343143384

Zr,Ti,Cu及びNi硝子合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-524407
公開番号(公開出願番号):特表平10-512014
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】少なくとも4元系合金が103K/s未満の硝子遷移温度より下に冷却することで金属硝子を形成する。このような合金の一つの群は、19〜41原子パーセントのチタニウム、4〜21原子パーセントの前遷移金属(ETM)及び49〜64原子パーセントの後遷移金属(LTM)を含有する。ETMはジルコニウムとハフニウムを含む。LTMはコバルトとニッケルを含む。これらの組成は、銅+LTMに掛け合わせた銅に対するLTMの原子分率の積が2〜14である束縛を受ける。ETMの原子パーセントは、チタニウムの原子パーセントが41のとき10未満であり、且つチタニウムの原子パーセント24のとき21でよい。さらに、銅及びLTMの合計が少ないとき、LTMの存在量はさらに制限される。硝子形成合金のさらに別の群は、式(ETM1-xTix)a Cub(Ni1-yCoy)cを有する。ここでxは0.1〜0.3の範囲にあり、y・cは0〜18の範囲にあり、aは47〜67の範囲にあり、bは8〜42の範囲にあり且つcは4〜37の範囲にある。この合金この定義は銅含有量範囲に及ぼす付加的束縛条件である。
請求項(抜粋):
(A)19〜41原子%の範囲のチタニウム、 4〜21原子%の範囲のジルコニウム、ハフニウムからなる群から選択された前遷移金属、 2〜14原子%の範囲のニッケル、コバルトからなる群から選択された後遷移金属、及び 銅プラス後遷移金属が49〜64原子%の範囲であって、 銅プラス後遷移金属が49〜50原子%の範囲であるときは、後遷移金属が8原子%未満であり、 銅プラス後遷移金属が50〜52原子%の範囲であるときは、後遷移金属が9原子%未満であり、且つ 銅プラス後遷移金属が52原子%を越えるときは、後遷移金属が10原子%を越えない束縛条件の基での銅、 または (B)5〜20原子%の範囲のチタニウム、 8〜42原子%の範囲の銅、 30〜57原子%の範囲のジルコニウム、ハフニウムからなる群から選択された前遷移金属、及び 4〜37原子%の範囲のニッケル、コバルトからなる群から選択された後遷移金属、及び (A)または(B)のいずれかにおいて4原子%以下の他の遷移金属、及び合計で2原子%を越えない他の元素、の(A)または(B)のいずれかを含む少なくとも4元素からなる合金から形成され全ての寸法が少なくとも1mmを有する金属硝子物体。
IPC (2件):
C22C 45/10 ,  C22C 1/00
FI (2件):
C22C 45/10 ,  C22C 1/00 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • Ti-Zr系合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-044440   出願人:増本健, 井上明久, ユニチカ株式会社
  • Ti系非晶質合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-051965   出願人:増本健, 井上明久, ユニチカ株式会社, 帝国ピストンリング株式会社
  • 特開昭54-029816
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