特許
J-GLOBAL ID:200903075344417941
導電性を有する二本鎖DNA断片および水溶性フラーレン誘導体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096831
公開番号(公開出願番号):特開2000-290278
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 新規なDNA結合性電気化学活性分子、およびその電気化学活性分子を用いて作製される導電性を有する二本鎖DNA断片を提供すること。【解決手段】 下記一般式(1):【化1】[式中、R1及びR3は、各々独立に、特定のヘテロ原子を含む複素環基、又は特定のヘテロ原子を鎖式部分に含む炭化水素基が該ヘテロ原子に特定の基を有するカチオン性基、水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す;但し、R1及びR3の内、少なくとも一つは該カチオン性基を表す;R2は、水素原子、アシル基、アルキル基、アルコキシ基又は特定のアリール基を表す;X-は、該カチオン性基の対アニオンを表す]で表される水溶性フラーレン誘導体を二本鎖DNA断片に接触させてなる導電性を有する二本鎖DNA断片。
請求項(抜粋):
下記一般式(1):【化1】[式中、R1およびR3は、それぞれ独立に、N、SおよびPからなる群より選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む炭素原子数2〜10の複素環基、あるいはN、SおよびPからなる群より選ばれるヘテロ原子を鎖式部分に1〜4個含む炭素原子数1〜12の炭化水素基であって、N、SおよびPからなる群より選ばれる1〜4個のヘテロ原子の内の何れか一つが、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルキル基で置換されていてもよいビニル基、およびベンジル基からなる群より選ばれる基を有することによってカチオン性となっているカチオン性基、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、並びに炭素原子数1〜6のアルコキシ基からなる群より選ばれる原子もしくは基を表す;ただし、R1およびR3の内、少なくとも一つは、当該カチオン性基を表す;R2は、水素原子、炭素原子数2〜7のアシル基、および-(CH2)n-R4からなる群より選ばれる原子もしくは基を表し、ここでR4は、水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、および置換基として炭素原子数1〜6のアルキル基もしくは炭素原子数1〜6のアルコキシ基を1〜5個有していてもよい環構成炭素原子の数が6〜12のアリール基からなる群より選ばれる原子もしくは基を表し、nは、1〜3の整数を表す;そして、X-は、当該カチオン性基の対アニオンを表す]で表わされる水溶性フラーレン誘導体を、二本鎖のDNA断片に接触させてなる導電性を有する二本鎖DNA断片。
IPC (5件):
C07D401/04
, C12N 15/09
, G01N 27/416
, G01N 27/48 311
, C12Q 1/68
FI (5件):
C07D401/04
, G01N 27/48 311
, C12Q 1/68 A
, C12N 15/00 A
, G01N 27/46 336 Z
Fターム (20件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024HA11
, 4B024HA12
, 4B063QA01
, 4B063QQ79
, 4B063QR02
, 4B063QR32
, 4B063QR41
, 4B063QR55
, 4B063QR81
, 4B063QR84
, 4B063QS36
, 4B063QS39
, 4B063QS40
, 4B063QX05
, 4C063AA01
, 4C063BB01
, 4C063DD08
, 4C063EE01
引用文献:
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