特許
J-GLOBAL ID:200903075444137253

ポリプロピレン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-369010
公開番号(公開出願番号):特開平11-189700
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 物性バランスが向上し、自動車内外装共通に使える材料であり、優れた薄肉成形性及びフローマークを大幅に低減したポリプロピレン組成物を提供する。【解決手段】 (A)MFRが60〜120g/10分のエチレン-プロピレンブロック共重合体であって、そのホモポリプロピレン部分のアイソタクチック分率が96%以上、MFRが150〜250g/10分であり、かつエチレン-プロピレン共重合体部分の含有量が5〜10重量%であり、その共重合体部分のプロピレン含有量が60〜70重量%である結晶性エチレン-プロピレンブロック共重合体54〜65重量%と(B)一種または、複数種のスチレン-エチレン・ブチレン-スチレンブロック共重合体からなる熱可塑性エラストマー17〜24重量%と(C)平均粒径が5μm以下のタルク15〜25重量%からなるポリプロピレン組成物。
請求項(抜粋):
(A)MFRが60〜120g/10分のエチレン-プロピレンブロック共重合体であって、そのホモポリプロピレン部分のアイソタクチックペンタッド分率が96%以上、MFRが150〜250g/10分であり、かつエチレン-プロピレン共重合体部分の含有量が5〜10重量%であり、その共重合体部分のプロピレン含有量が60〜70重量%である結晶性エチレン-プロピレンブロック共重合体54〜65重量%と(B)一種または複数種のスチレン-エチレン・ブチレン-スチレンブロック共重合体からなる熱可塑性エラストマー17〜24重量%と(C)平均粒径が5μm以下のタルク15〜25重量%からなり、ASTM法で測定した機械物性が下記の通りであり、曲げ弾性率≧1800MPa引張り降状強度≧20MPa引張り伸度≧200%23°C Izod 衝撃強度≧180J/m-30°C Izod 衝撃強度≧30J/mロックウェル硬度(Rスケール)≧74熱変形温度(HDT 18.5kg)≧73°C脆化温度≦-20°CMFR=30〜60g/10分かつ、射出成形によるASTM1号ダンベルの中心付近の広角X線回折による回折ピーク強度比から求められるb軸配向度が720以上であるポリプロピレン組成物。
IPC (3件):
C08L 53/00 ,  C08K 3/34 ,  C08L 53:02
FI (2件):
C08L 53/00 ,  C08K 3/34
引用特許:
出願人引用 (5件)
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