特許
J-GLOBAL ID:200903075462541312

熱交換器用チューブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023162
公開番号(公開出願番号):特開平10-206053
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 波状のインナーフィンと偏平チューブとを帯状金属板で一体形成したものにおいて、その接合部の信頼性を向上させたものの提供。【解決手段】 帯状金属板により台形波部1の終端1aからほぼ半円状に折り返し曲折すると共に、その台形波部1の始端1bをほぼ半円状に折り返して偏平外周部2を形成する。そして、偏平外周部2の先端に前記台形波部1の立ち上がり部内面1aaに整合して鋭角のL字状に曲折された立ち上げ壁部3を形成し、その立ち上げ壁部3の頂に先端カール部4を形成する。そして、各折り曲げ部のスプリングバックに抗して立ち上げ壁部3を波の立ち上がり部内面1aaに弾圧して面接触させ、各接触部間を一体的にろう付けまたはハンダ付け固定する。
請求項(抜粋):
その稜線がチューブの長手方向に位置して台形波状に形成された台形波部1と、その台形波部1の終端1aから略半円状に折り返し曲折すると共に、その台形波部1の始端1bを略半円状に折り返して、その台形波部1全体を取り囲み且つ、その波の頂部及び谷部外面に接触するように曲折された偏平外周部2と、その偏平外周部2の先端がチューブ内に鋭角のL字状に曲折された立ち上げ壁部3と、その立ち上げ壁部3の頂に、前記L字状の内角側に鈍角に曲折された先端カール部4と、が帯状金属板で一体形成され且つ、前記立ち上げ壁部3全体が前記台形波部1の前記終端1aの波の立ち上がり部内面1aaに整合して形成されると共に、それらの曲折形成により前記立ち上げ壁部3が弾発作用を有し、その弾発力に抗して、前記立ち上げ壁部3を前記波の立ち上がり部内面1aaに弾圧して面接触すると共に、前記先端カール部4がその立ち上がり部内面1aaから僅かに離反した状態で、それらの接触部間を一体的にろう付け又はハンダ付け固定したことを特徴とする熱交換器用チューブ。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-000094
  • 特公昭52-049859
  • 伝熱管
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-502164   出願人:ラネリ・レイディエイターズ・リミテッド
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