特許
J-GLOBAL ID:200903075463436490

空気タイヤ用ベルト補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-168077
公開番号(公開出願番号):特開2000-025414
出願日: 1999年06月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 高強度・低重量のコードを使用することで、タイヤにおける材料を減少させ、寸法の小さい、蓄熱量の少ない、比較的軽量であって、ハンドリング特性および高速特性が向上したタイヤ構造物を得ること。【解決手段】 空気タイヤの補強構造物のベルトが、線密度420〜1100dTexの高強度・低重量のアラミドコードで補強されており、該コードの撚り数が315〜551TPM(8〜14TPI)である。別の実施態様では、ベルト補強構造物に、オーバレー材料を組み込むことができる。図示したタイヤの実施態様には、カットベルト周囲に折り重ねられた折り重ねベルトを有するベルト補強構造物がある。
請求項(抜粋):
アスペクト比が65以下であって、1以上のラジアルプライカーカス、該カーカスの冠状領域の放射方向で外側に配置されたトレッド、ならびに該カーカスに対して円周方向に取り巻くような形でトレッドと冠状領域の間に挟み込まれた、トレッド幅(TW)と実質的に等しい全体幅を有するベルトアセンブリを有してなる自動車用空気タイヤにおいて、ベルトアセンブリが、各側辺に折り重ね部分を有し;互いに平行に伸びて、タイヤの赤道面(EP)に関して15°〜40°の角度を形成している補強コードによって補強されているベルトであって、軸方向で外側の部分が放射方向で外側方向に折り重ねられており、該折り重ね部分がトレッド幅(TW)の5%〜30%の横幅を有しているベルト;折り重ね部分を有する前記ベルトの放射方向で外側に配置された1以上のカットベルトであって、10〜40エンド/インチ(e.p.i.)の密度で互いに平行に伸び、タイヤのEPに関して15°〜40°の角度を形成している補強コードによって補強されているカットベルトを有してなり、前記各カットベルトが、処理前堅牢度が30〜40Mpaであり、初期弾性率が20000〜30000Mpaであり、テナシティが140〜200cN/Texである420〜1100dTexのアラミドコードを有してなり;該アラミドコードが、接着剤に2度浸漬されており、315〜551TPM(8〜14TPI)の撚りを施されており、該コードの疲労保持破壊強度が50〜100%であることを特徴とする空気タイヤ。
IPC (5件):
B60C 9/26 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/20 ,  B60C 9/22 ,  D02G 3/48
FI (6件):
B60C 9/26 B ,  B60C 9/00 D ,  B60C 9/00 A ,  B60C 9/20 D ,  B60C 9/22 C ,  D02G 3/48
引用特許:
審査官引用 (13件)
全件表示

前のページに戻る