特許
J-GLOBAL ID:200903075464232210

分析物分析に関する方法、混合物、キット、および組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-503013
公開番号(公開出願番号):特表2007-525639
出願日: 2004年01月27日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
本発明は、固有の標識化試薬もしくは固有の標識化試薬からなるセットを用いた質量分析よって分析物を測定するための方法、混合物、キット、および/または組成物に関する。標識化試薬は、異性体的または同重体的であり、標識分析物の多重化分析に適した混合物の生成に用いることができる。分析物の標識は、該分析物を式RP-X-LK-Y-RGの化合物またはその塩である標識化試薬と反応させておこなうことができる。複数のセットの異性体的または同重体的標識化試薬を用いて、2種類以上の異なる試料からなる分析物を標識することができる。
請求項(抜粋):
以下: a)各々の試料が1種類以上の反応性分析物を含む2種類以上の試料を、標識化試薬のセットの異なる標識化試薬と反応させる工程であって、該工程によって、各々が1種類以上の標識分析物を含む2種類以上の差次的標識試料を生成し、前記セットの前記異なる標識化試薬の各々が、以下の式: RP-X-LK-Y-RG またはその塩(式中、 i)RGは、求核試薬または求電子試薬である反応基であり、前記試料の前記1種類以上の反応性分析物と反応することが可能であり、 ii)RPは、固定された電荷を含むか、またはイオン化することが可能なレポーター部分であり、ここで、各レポーターの質量は、前記セットの各試薬に対して異なるものとし、 iii)LKは、前記反応基と前記レポーターの基とを結合させるリンカー部分であり、ここで、前記リンカーの質量は、前記レポーターとリンカーとの組合せの統合総質量が前記セットの各試薬に対して同じものであるように前記セットの前記異なる標識化試薬に対する前記レポーター間の総質量での差異を補正し、 iv)Xは、前記レポーターの原子と前記リンカーとの間の結合であり、 v)Yは、前記リンカーの原子と前記反応基の原子との間の結合であり、ここで、前記標識化試薬が前記反応性分析物と反応したら、結合Yは前記分析物に前記リンカーを結合させ、 vi)結合Xおよび結合Yは、解離エネルギー・レベルを受けた場合に、前記標識分析物の少なくとも部分でフラグメント化する)を含む、工程;ならびに b)前記2種類以上の差次的標識試料またはその部分と、任意で1種類以上の較正基準とを混合する工程であって、該工程によって、試料混合物を生成し、ここで、RPは、 i)250ダルトン未満の総質量を有し、かつ/または、 ii)質量分析計で標識分析物の結合XおよびY両方の少なくとも一部のフラグメンテーションを起こさせるために印加される解離エネルギーの条件下で、実質的にサブ・フラグメント化が起こらず、かつ/または、 iii)ポリマーではないか、または生体ポリマーではない、工程、 を包含する、方法。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  G01N 33/58
FI (2件):
G01N27/62 V ,  G01N33/58 Z
Fターム (23件):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041EA03 ,  2G041EA12 ,  2G041FA10 ,  2G041FA12 ,  2G041FA22 ,  2G041FA23 ,  2G041FA24 ,  2G041FA25 ,  2G041GA03 ,  2G041GA06 ,  2G041GA08 ,  2G041GA09 ,  2G041GA10 ,  2G041JA03 ,  2G041KA01 ,  2G041LA03 ,  2G045AA25 ,  2G045CA26 ,  2G045DA36 ,  2G045FA11 ,  2G045FB07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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