特許
J-GLOBAL ID:200903075492731205

断熱サッシ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143490
公開番号(公開出願番号):特開平9-303043
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 密閉性を維持しながらも従来より優れた断熱効果を持つ断熱サッシを得る。【解決手段】 引き違い窓を構成する屋外側・屋内側障子戸の障子框において、屋外側からは窓枠に対して上下左右の周状に設けられたタイト材がほぼ線状に接触しており、また屋内側では框と窓枠とのいずれかの断熱性樹脂製材部に一体形成された条片により上下左右の周状で框・窓枠が互いにほぼ線状に接触しており、これら窓枠・障子框間の部材同士の断熱材を介した当接の接触面積をできるだけ小さくする設計によって、良好な密閉性と共に優れた断熱効果が得られる。
請求項(抜粋):
引き違い窓の屋外側障子戸と屋内側障子戸とをそれぞれ有し、屋外側に配置された熱伝導体製材と屋内側に配置された断熱性樹脂製材とが各障子周辺を保持するように係合されてなる障子框と、屋外側に配置された熱伝導体製材と屋内側に配置された断熱性樹脂製材とで構成され、前記両障子戸が左右開閉方向に摺動可能な状態で前記障子框の外周形状と嵌合する内周形状を持つ窓枠と、を備えた断熱サッシにおいて、前記両障子戸の障子框には、それぞれの上横框および下横框の断熱性樹脂製材部の前記窓枠の上下内周の断熱性樹脂製材部に設けられたレールに対向する部位に、前記レールとの摺接領域にわたって該レールに密着する条片が前記断熱性樹脂製材と一体的に形成されていると共に、各上横框および下横框の熱伝導体製材部の前記レールに対向する部位には、前記レールとの摺接領域にわたって該レールと当接するタイト材が突設されており、引き違い窓が閉じられた状態における前記屋内側障子戸の窓枠側の縦框には、窓枠の縦内周に形成されている突条に対向する熱伝導体製材部位に、該突条に当接するタイト材が突設され、この窓枠側縦框の外周に対向する窓枠縦内周の断熱性樹脂製材部位には、前記窓枠側縦框との当接領域にわたって該縦框に密着する条片が前記断熱性樹脂製材と一体的に形成されており、引き違い窓が閉じられた状態における前記屋外側障子戸の窓枠側の縦框には、窓枠の縦内周に形成されている突条に対向する熱伝導体製材部位に、該突条に当接するタイト材が突設され、この窓枠側縦框の外周に対向する窓枠縦内周の断熱性樹脂製材部と熱伝導製材部との係合領域を覆うように、前記窓枠側縦框との当接領域にわたって該縦框に密着する条片が一体的に形成されている樹脂製カバー部材が嵌着されていることを特徴とする断熱サッシ。
IPC (3件):
E06B 1/32 ,  E06B 3/26 ,  E06B 7/22
FI (3件):
E06B 1/32 ,  E06B 3/26 ,  E06B 7/22 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 断熱サッシ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-149699   出願人:トステム株式会社

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