特許
J-GLOBAL ID:200903075554458560
疲労耐久性に優れた中空スタビライザ用高強度鋼管の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296606
公開番号(公開出願番号):特開2000-119750
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【目的】 溶接熱影響部の軟化及び硬化が抑制され、疲労耐久性に優れた高強度電縫鋼管を得る。【構成】 C:0.03〜0.10%,Si:0.20〜1.0%,Mn:1.0〜2.5%,P:0.03%以下,S:0.005%以下,(N+O):150ppm以下,Ti:0.02〜0.20%,Nb:0.02〜0.10%,トータルAl:0.01〜0.1%,B:0〜0.0050%,Cr:0〜0.3%,Ca:0〜0.0050%を含むスラブを1150〜1300°Cに加熱した後、仕上げ圧延でのトータル圧延率:90%以上,仕上げ温度:Ar3変態点〜Ar3変態点+100°Cで熱間圧延し、冷却速度10〜50°C/秒で冷却し、巻取り温度450〜550°Cで巻き取って熱延コイルとする。酸洗後に電縫鋼管とする際、電縫溶接部の冷却後に連続して高周波加熱により電縫溶接部をAc1変態点〜Ac1変態点-70°Cの温度域で焼き戻す。熱間圧延時に、900〜1100°Cの温度域でデスケーラ吐出圧力200kgf/cm2 以上のデスケールを少なくとも1パス以上行うことが好ましい。
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.10重量%,Si:0.20〜1.0重量%,Mn:1.0〜2.5重量%,P:0.03重量%以下,S:0.005重量%以下,(N+O):150ppm以下,Ti:0.02〜0.20重量%,Nb:0.02〜0.10重量%,トータルAl:0.01〜0.1重量%,残部が実質的にFeの組成をもつスラブを1150〜1300°Cに加熱した後、仕上げ圧延でのトータル圧延率:90%以上,仕上げ温度:Ar3変態点〜Ar3変態点+100°Cの温度域で熱間圧延し、冷却速度10〜50°C/秒で冷却し、巻取り温度450〜550°Cで巻き取って熱延コイルとし、該熱延コイルを酸洗後に電縫鋼管とする際、電縫溶接部の冷却後に連続して高周波加熱により電縫溶接部をAc1変態点〜Ac1変態点-70°Cの温度域で焼き戻すことを特徴とする疲労耐久性に優れた中空スタビライザ用高強度鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/10
, C22C 38/00 301
, C22C 38/14
, C22C 38/38
FI (4件):
C21D 8/10 B
, C22C 38/00 301 Z
, C22C 38/14
, C22C 38/38
Fターム (23件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032BA03
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD03
, 4K032CE01
, 4K032CF02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭64-017820
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特開昭62-151509
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特開平3-277717
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