特許
J-GLOBAL ID:200903075576580083

ストリップラインフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 治彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035472
公開番号(公開出願番号):特開平9-331201
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】様々な周波数特性が容易に得られる構造のストリップラインフィルタを提供する。【解決手段】誘電体層105上に内部グランド電極70を設け、誘電体層104上に共振用電極130を設け、誘電体層103上に共振用電極110を設け、誘電体層102上に内部グランド電極20を設け、誘電体層101〜105を一体化する。共振用電極130を短絡端側共振用電極132と開放端側共振用電極134とから構成し、共振用電極110を短絡端側共振用電極112と開放端側共振用電極114とから構成する。開放端側共振用電極114と開放端側共振用電極134とは全面にわたって重なり合う状態に配置するが、短絡端側共振用電極112と短絡端側共振用電極132とは幅方向の中央部においてそれらの一部のみが重なり合い、大半部分が左、右にずれるように配置する。
請求項(抜粋):
第1および第2のグランド電極と、前記第1および第2のグランド電極間の誘電体と、前記誘電体内に設けられた片側短絡型の第1および第2の共振用電極とを備えるストリップラインフィルタにおいて、前記ストリップラインフィルタが互いに直交する第1乃至第3の方向を有し、前記第1の方向における前記第1の共振用電極の一端が第1の短絡端であり他端が第1の開放端であり、前記第1の共振用電極が、前記第1の短絡端側の第1の短絡端側電極と前記第1の開放端側の第1の開放端側電極とを備え、前記第1の方向における前記第2の共振用電極の一端が第2の短絡端であり他端が第2の開放端であり、前記第2の共振用電極が、前記第2の短絡端側の第2の短絡端側電極と前記第2の開放端側の第2の開放端側電極とを備え、前記第1の短絡端側電極が平板状であって、互いに対向する第1および第2の主面を備え、前記第1の開放端側電極が平板状であって、互いに対向する第3および第4の主面を備え、前記第2の短絡端側電極が平板状であって、互いに対向する第5および第6の主面を備え、前記第2の開放端側電極が平板状であって、互いに対向する第7および第8の主面を備え、前記第1乃至前記第8の主面が、前記第1および前記第2の方向とほぼ平行であり前記第3の方向とほぼ直交するように配設され、前記第3の方向から見た前記第1および第2の短絡端側電極の形状が互いにほぼ同一の矩形状であり、前記第3の方向から見た前記第1および第2の開放端側電極の形状が互いにほぼ同一の矩形状であり、前記第3の方向から見た際に前記第1の共振用電極の少なくとも一部と第2の共振用電極の少なくとも一部とが前記誘電体の一部を間に挟んで互いに重なるように、前記第1の共振用電極と第2の共振用電極とが配設され、前記ストリップラインフィルタが略直方体状であって、前記第2の方向において互いに対向する2つの側面を備え、前記第1および第2の短絡端側電極の前記第2の方向における寸法ならびに前記第1および第2の開放端側電極の前記第2の方向における寸法が、前記ストリップラインフィルタの前記第2の方向において互いに対向する前記2つの側面間の距離の40%乃至80%であることを特徴とするストリップラインフィルタ。
IPC (3件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 ,  H01P 7/08
FI (3件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 B ,  H01P 7/08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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