特許
J-GLOBAL ID:200903075604659642

液化用天然ガス供給原料流からメルカプタンを分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145346
公開番号(公開出願番号):特開平10-053779
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 天然ガス供給原料流中に含まれるメルカプタン類を低コストで効率的に除去し、液化天然ガスを得る。【解決手段】 メルカプタン除去のために特定の前処理を行うことなくガス供給原料を蒸留することによりメルカプタンを留出流中に濃縮する。流量が大いに低下する工程上の一点でメルカプタン処理が可能となる故、メルカプタン除去装置が大いに小さくなる。処理された留出流の一部分を上流の分留工程に再注入し、メルカプタンの吸収を促進できる。
請求項(抜粋):
液化用天然ガス供給原料流からメルカプタンを分離する方法であって、(a)該供給原料流を還流洗浄分留塔に導いて、塔頂留出メタン流およびエタンと重質炭化水素に富む液体缶出液流を作成し、(b)工程(a)からの缶出液流を分留して、ペンタンと重質炭化水素を含む天然ガス液体流、および主としてエタン、プロパン及びブタンを含む1つまたはそれ以上の塔頂留出物流を作成し、(c)工程(b)からの少なくとも1つの塔頂留出物流からメルカプタンを除去して、メルカプタン希薄流を作成し、(d)工程(a)からの塔頂留出物流を部分的に凝縮および分離して、蒸気流および液体流を作成し、(e)工程(d)からの液体流の少なくとも一部分を、工程(a)の洗浄分留塔に還流液の少なくとも一部分として再循環し、(f)工程(d)からの蒸気流を冷却して液化天然ガス流を作成することを特徴とする前記の方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 天然ガスの液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-261969   出願人:コンパニイ・フランセーズ・デテュード・エ・ド・コンストリュクシオン“テクニップ”
  • 液状炭化水素中の水銀の除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-163417   出願人:日揮株式会社
  • 特開平3-103493
審査官引用 (3件)
  • 天然ガスの液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-261969   出願人:コンパニイ・フランセーズ・デテュード・エ・ド・コンストリュクシオン“テクニップ”
  • 液状炭化水素中の水銀の除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-163417   出願人:日揮株式会社
  • 特開平3-103493

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