特許
J-GLOBAL ID:200903075617001018

固定型等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120945
公開番号(公開出願番号):特開平10-311343
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 固定型等速自在継手の回転バックラッシュを防止する。【解決手段】 外輪1の底部1dと保持器4との間にばね座6を介してコイルバネ5を配置する。このコイルバネ5は、保持器4を内輪2に対して、常時、弾性的に軸方向に押圧する。そのため、保持器4のポケット4aに収容されたボール3は、常時、保持器4によってボールトラックのくさび側(開口側)に弾性的に押圧され、これにより、案内溝1b・2bとボール3との間の円周方向のクリアランスがなくなり、継手の回転バックラッシュが防止される。
請求項(抜粋):
内径面に球面状の案内溝を軸方向に形成したカップ状の外輪と、外径面に球面状の案内溝を軸方向に形成した内輪と、外輪の案内溝と内輪の案内溝とが協働して形成されるボールトラックに配されたボールと、ボールを保持する保持器とを備え、外輪の案内溝の球面中心と内輪の案内溝の球面中心とが、ボールの中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされ、ボールトラックがこの継手の開口側に向かって漸次縮小するくさび状になった固定型等速自在継手において、外輪の底部と保持器との間に、軸方向に弾性力を付与する弾性部材を介装し、この弾性部材の弾性力によって、ボールを継手の開口側に押圧したことを特徴とする固定型等速自在継手。
引用特許:
審査官引用 (18件)
  • 特開昭51-138257
  • 特開昭51-138257
  • 等速ジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-240655   出願人:エヌティエヌ株式会社
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