特許
J-GLOBAL ID:200903075635333451

車両用乗員拘束保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013153
公開番号(公開出願番号):特開平11-198760
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 快適なシートベルト装着環境を提供することができる車両用乗員拘束保護装置を提供する。【解決手段】 直流モータ10の端子間電圧が0.3V以上、且つ該端子間電圧の極性がシートベルトの引き出し側に対応する極性である場合には、シートベルトは引き出されるので、シートベルトの引き出しに従来のような力を必要とせず、高齢者等の非力で運動能力の減衰した乗員でも容易にシートベルトの装着をすることができ、快適なシートベルト装着環境を提供することができる。また、シートベルトを巻き取り、シートベルトの巻き取りの限界に到達した場合に、シートベルトを引き出すように電動リトラクタが制御されるので、従来のようにシートベルト装着中は付勢力付与手段の付勢力により常に乗員が圧迫感を受け、不快であるという問題を解消することができ、快適なシートベルト装着環境を提供することができる。
請求項(抜粋):
車両のシートに着座した乗員を保護するシートベルトの巻き取り及び引き出しを行う電動リトラクタと、前記電動リトラクタの前記シートベルトの巻き取り、引き出し及びこれらの停止を制御する制御手段とを備えている車両用乗員拘束保護装置において、前記乗員が前記シートベルトを引き出したことを検出する引き出し検出手段と、前記シートベルトが巻き取られることを検出する巻き取り検出手段と、前記シートベルトが装着されたか否かを判別するシートベルト装着判別手段とを備え、前記制御手段は、前記引き出し検出手段によって前記シートベルトの引き出しが検出された時に、前記シートベルトを引き出すように前記電動リトラクタを制御し、前記シートベルト装着判別手段によって前記シートベルトが装着されたと判別された時に、前記シートベルトを巻き取り、前記シートベルトの巻き取りの限界に到達した場合に、前記シートベルトを引き出すように前記電動リトラクタを制御し、前記シートベルトの装着後に、前記引き出し検出手段によって前記シートベルトの引き出しが検出された時に、前記シートベルトを引き出し、前記巻き取り検出手段によって前記シートベルトの巻き取りが検出された時に、前記シートベルトを巻き取り、前記シートベルトの巻き取りの限界に到達した場合に、前記シートベルトを引き出すように前記電動リトラクタを制御することを特徴とする車両用乗員拘束保護装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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