特許
J-GLOBAL ID:200903075637338450

脆性亀裂伝播停止特性に優れた調質型高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223453
公開番号(公開出願番号):特開平9-067620
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】?@引張強さが880MPa以上、?Aシャルピ-試験の遷移温度( vTs )が-80°C以下、?BESSO試験における破壊靱性値が-30°Cにて200MPa・m0.5 以上、?C溶接割れ停止予熱温度100°C以下、?D溶接熱影響部の vTs が-60°C以下、を備えた厚肉高張力鋼板の製造方法の提供。【解決手段】C、Mn、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Bを特定した鋼を熱間圧延した後、850〜1050°Cに再加熱して焼入れし、その後さらに第一回目の焼入れ温度以下に加熱して第二回目の焼入れを行い、続いて700°C以下で焼戻しして水冷する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.08〜0.15%、Mn:0.4〜1.2%、Si:0.20%以下、N:0.005%以下、Cu:1.5%以下、Ni:4.5〜6.0%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.1〜0.8%、Nb:0.005〜0.03%、V:0.005〜0.10%、solAl:0.05%以下およびB:0.0003〜0.0020%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつC(%)+Si(%)+1.5solAl(%)なる値が0.30%以下である鋼を950〜1250°Cの温度域に加熱して熱間圧延を行った後、850〜1050°Cの温度域に再加熱して第一回目の焼入れを行い、その後さらに750〜950°Cの温度域であってかつ第一回目の焼入れ温度以下の温度に加熱して第二回目の焼入れを行い、続いて700°C以下の温度で焼戻しを行い水冷することを特徴とする脆性亀裂伝播停止特性と溶接性に優れた調質型厚肉高張力鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C21D 8/02 B ,  C21D 8/02 D ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公平6-070250
  • 特開昭63-105921
  • 特公昭57-017925
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審査官引用 (9件)
  • 特公平6-070250
  • 特公平6-070250
  • 特開昭63-105921
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