特許
J-GLOBAL ID:200903075709090700

建設機械のキャビン取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276989
公開番号(公開出願番号):特開平10-167125
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】一枚のドアが上下に連続して取り付けられたキャビンの全高を高い状態と低い状態に調節でき、しかもその調節を円滑に行えるようにする。【解決手段】運転室床(10)の外側面に沿ってキャビン(20)を上下駆動手段(33〜36) をもって上下動自在としている。そのため、運転室床(10)に取付けたモータ(36)で軸(34)の左右に固着された各ピニオン(35)を回転駆動し、各ピニオン(35)に噛合するラックギヤ(33)をキャビン(20)に固設する。前記モータ(36)の駆動によりピニオン(35)の回転をラックギヤ(33)を介して、キャビン(20)の下端縁を運転室(10)よりも下方に突出した下方位置に移動しても、キャビン(20)の側面板(20a) に上下方向に連続した一枚のドアが取り付け可能であるため、キャビン(20)の全高を低い状態としても、開閉に支障を来すことがない。また、前記軸(33)は左右のピニオン(35)の回転を機械的に同期させる機能を有し、キャビン(20)の拗れを防止している。
請求項(抜粋):
運転室床を有する建設機械の機体に、下面が開口した箱状のキャビンを取り付けるための取付構造であって、前記キャビンの内面形状が前記運転室床の平面形状とほぼ同一で、かつ若干大きく設定され、前記キャビンは、その内面が運転室床の外側面の外方に位置して上下方向に移動自在とされ、前記キャビンを前記運転室床に対して上下方向に移動案内するガイド機構を有してなり、前記キャビンは、そのキャビン下端縁が運転室床とほぼ同一高さとなる上方位置と、同キャビン下端縁が運転室床よりも下方に突出する下方位置との間を上下移動させるキャビン上下駆動手段を有してなることを特徴とする建設機械のキャビン取付構造。
IPC (3件):
B62D 33/06 ,  B62D 27/06 ,  E02F 9/16
FI (3件):
B62D 33/06 A ,  B62D 27/06 ,  E02F 9/16 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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