特許
J-GLOBAL ID:200903075734362617

低温冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289723
公開番号(公開出願番号):特開平5-126152
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】スターリングサイクル低温冷却装置において、ストローク不足になることを防止する。【構成】圧縮用ピストン1と、駆動用リニアモータ2と、圧縮用ピストン1のラジアル方向力を制御し、中立位置に保持するための上下一対のラジアルリニア電磁軸受4,5と、また、ラジアルリニア電磁軸受4,5を制御するための変位検出器6,7から構成される冷却装置圧縮部に、圧縮用ピストン1のスラスト方向に対して負減衰を作用させるスラスト電磁軸受8を設置している。また、膨張用部材9と、これを往復駆動するための駆動用リニアモータ10と、膨張用部材9のラジアル方向力を制御し、中立位置に保持するための上下一対のラジアルリニア電磁軸受14,15と、また、ラジアルリニア電磁軸受14,15を制御するための変位検出器16,17と蓄冷器13から構成される冷却装置膨張部に、膨張用部材9のスラスト方向に対して負減衰を作用させるスラスト電磁軸受18を設置している。
請求項(抜粋):
作動流体を圧縮する圧縮空間を含む円筒形状の圧縮領域のケーシング内に配置され、その中で作動流体を圧縮するように往復駆動される圧縮用ピストンと、作動流体膨張空間を含む円筒形状となる膨張領域のケーシング内に配置され、その中を作動流体を膨張するように往復駆動される膨張用部材と、これら圧縮用ピストン及び膨張用部材をある位相関係で相互に往復駆動させて作動流体の圧縮及び膨張により冷却サイクルを行わせる駆動手段と、圧縮用ピストン及び膨張用部材のまわりの作動流体の流れを制限する非接触形密閉手段と、圧縮用ピストン及び膨張用部材を、対応するケーシングの中心位置に非接触に保持する軸受手段と、その軸受手段は、圧縮用ピストン及び膨張用部材の半径方向位置をX方向とY方向の直角2方向から検出する手段を持つ2対のリニアラジアル電磁軸受を備えた、スターリングサイクルによって動作する低温冷却装置において、前記圧縮用ピストン及び膨張用部材を往復駆動させて、圧縮及び膨張により冷却サイクルを行わせる前記駆動手段の補助装置として、スラスト電磁軸受を設けたことを特徴とした低温冷却装置。
IPC (2件):
F16C 32/04 ,  F25B 9/14 520

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