特許
J-GLOBAL ID:200903075742372214

低降伏比耐火形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052794
公開番号(公開出願番号):特開2000-248317
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】高層建築物などに用いる降伏比が75%以下の耐火形鋼を安価で大量に安定して製造できる、低降伏比耐火形鋼の製造方法を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.04〜0.2%,Si:0.05〜1%,Mn:0.5 〜2%,Mo:0.2 〜0.8%,P≦0.05%,S ≦0.01%,Al:0.002〜0.1%,N≦0.02% とを含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼を1000°C以上に加熱後、Ar3 以上の温度域において減面率が50% 以上の熱間圧延を行った後、Ar3 以上から(Ar3 -100)°C〜(Ar3 -20 )°Cの温度域まで1°C/秒以上の冷却速度で加速冷却し、待機温度T(°C)=(Ar3 -100)°C〜(Ar3 -20 )°Cにおいて下記(1) 式を満たす時間t秒の待機を行う。次いで、400 〜600 °Cの温度域まで、下記(2) 式を満たす冷却速度v(°C/秒)で加速冷却を行う。 101.2-0.01×ΔT ≦t≦150 秒 ...(1) (ΔT=Ar3 (°C)-T(°C)) 0.9-0.4logh≦log v≦2.6-0.9logh ...(2) (h:鋼材の厚さ(mm))
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.2%と、Si:0.05〜1%と、Mn:0.5〜2%と、Mo:0.2〜0.8%と、P≦0.05%と、S≦0.01%と、Al:0.002〜0.1%と、N≦0.02%とを含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる形鋼を製造する方法において、該鋼を1000°C以上に加熱後、Ar3 以上の温度域において減面率が50%以上の熱間圧延を行う工程と、熱間圧延された鋼材をAr3 以上から(Ar3 -100)°C〜(Ar3 -20)°Cの温度域まで1°C/秒以上の冷却速度で加速冷却し、待機温度:T(°C)=(Ar3 -100)°C〜(Ar3 -20)°Cにおいて下記(1)式を満たす待機時間:t(秒)の待機を行う工程と、待機された厚さ:h(mm)の鋼材を400〜600°Cの温度域まで、下記(2)式を満たす冷却速度:v(°C/秒)で加速冷却する工程と、を備えたことを特徴とする、降伏比が75%以下の低降伏比耐火形鋼の製造方法。101.2-0.01×ΔT ≦t≦150秒 ...(1)但し、ΔT=Ar3 (°C)-T(°C) 0.9-0.4logh≦logv≦2.6-0.9logh ...(2)但し、h:鋼材の厚さ(mm)
IPC (5件):
C21D 8/00 ,  B21B 3/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/00 A ,  B21B 3/00 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
Fターム (24件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA00 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-006322
  • 特開平3-104820
  • 低降伏比耐火鋼材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-369218   出願人:日本鋼管株式会社
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-006322
  • 特開平3-104820
  • 低降伏比耐火鋼材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-369218   出願人:日本鋼管株式会社
全件表示

前のページに戻る