特許
J-GLOBAL ID:200903061359826898

低降伏比耐火鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-369218
公開番号(公開出願番号):特開2000-192142
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 建築物や橋梁等の鋼構造物に用いる低降伏比耐火鋼材を、生産性を損なうことなく、安価で大量に安定して製造する方法を開発する。【解決手段】 重量%で、C:0.04〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.2〜0.8%、Al:0.002〜0.1%を含有し、N:0.020%以下とする鋼片を1000°C以上に加熱し、Ar3 以上で圧下率50%以上の熱間圧延をし、Ar3 以上から加速冷却し、Ar3 からAr3 -100°Cまで2°C/秒以上で冷却し、そこで時間tの待機を行なう。1.3-0.006×ΔT≦logt≦log150。ΔT:Ar3 と待機温度との差。待機後、加速冷却して400〜650°Cまで2°C/秒以上で冷却する。上記成分にCu、Ni、Crから1種以上を添加する。これに更に、Nb、V、Tiから1種以上及び/又はCa、REMから1種以上を添加する。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.04〜0.20%、Si:0.05〜1.0 %、Mn:0.5 〜2.0 %、Mo:0.2 〜0.8 %、Al:0.002〜0.1%を含有し、N :0.020%以下とする鋼片を、1000°C以上に加熱後、Ar3 以上の温度域で圧下率50%以上の熱間圧延を行なう工程と、熱間圧延された鋼材を、Ar3 以上の温度から、Ar3 からAr3 -100°Cの温度範囲まで2°C/秒以上の冷却速度で加速冷却し、当該温度範囲において、下記(1)式を満たす待機時間:t(秒)の待機を行なう工程と、 1.3-0.006×ΔT≦logt≦log150 ----------(1)ここで、ΔT(°C):Ar3 と待機時の鋼材の平均温度T(°C)との温度差(=Ar3 -T)t(秒) :待機時間待機された鋼材を、平均温度が400〜650°Cの範囲の温度まで2°C/秒以上の冷却速度で加速冷却する工程と、を備えたことを特徴とする、低降伏比耐火鋼材の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
Fターム (23件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03
引用特許:
審査官引用 (13件)
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