特許
J-GLOBAL ID:200903075750599520

鉄道車両の横振れ制振用ダンパおよび制振システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261173
公開番号(公開出願番号):特開平8-099634
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 制振側である車体のマスが極めて大きい鉄道車両への使用に適した横振れ制振用ダンパを提供する。【構成】 台車1と車体2との間に介装した一方向流れのストロークセンシングシリンダと、減衰力制御回路と、伸側および圧側用のアンロードバルブとで制御ダンパ3,4を構成し、かつ、車体2に横振れ検出用の検知器5を設置する。そして、検知器5からの車体速度信号W1,W2を用いてコンピュータ40により車体2の振れ方向を判定し、制御ダンパ3,4の伸縮動作と逆に対応して伸側および圧側用のアンロードバルブをそれぞれ選択的に切換制御する。また、上記車体速度信号W1,W2と併せて、ストロークセンシングシリンダからのダンパ変位信号W1,W2とそれから算出したダンパ速度信号V1,V2とを用いてコンピュータ40により減衰力制御回路の発生減衰力を制御する。
請求項(抜粋):
台車と車体との間に介装されるストロークセンシングシリンダと、このストロークセンシングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動流体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを通してストロークセンシングシリンダのヘッド側室に通じるリザーバと、ヘッド側室をリザーバに連通する流路中に介装した圧側用のアンロードバルブと、同じくロッド側室をヘッド側室に連通する流路中に介装した伸側用のアンロードバルブと、ロッド側室とリザーバとの間に介装した減衰力制御回路とを備え、上記減衰力制御回路に複数の減衰力発生要素を直列に配置すると共に、それぞれの減衰力発生要素をバイパス制御する開閉バルブを並設し、当該開閉バルブのオン・オフ操作によって減衰力発生要素を通る作動流体の流れを選択することを特徴とする鉄道車両の横振れ制振用ダンパ。
IPC (3件):
B61F 5/24 ,  B61F 5/12 ,  F16F 9/50

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