特許
J-GLOBAL ID:200903075886247953
卵黄の分画方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019914
公開番号(公開出願番号):特開平10-201426
出願日: 1997年01月18日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、卵黄から脂質成分を抽出すると同時に、未変性の卵黄蛋白質を取得する方法に関するものである。【解決手段】 卵黄を水あるいは生理食塩水で2〜4倍に希釈してから遠心分離を行うと、卵黄プラズマと卵黄グラニュールに分離する。卵黄プラズマをさらに水で、もとの卵黄重量の6倍以上に希釈し、そのpHを5.5〜7.5、望ましくはpH6.0〜7.0に調整した後、しばらく放置すると、黄色い粘性物が浮上してくる。黄色い粘性物はLDLを主成分とする卵黄画分である。この画分を取り、常法によりエタノール等の有機溶媒を加えると、卵黄脂質が抽出できる。一方、下層液には卵黄水溶性蛋白質のリベチンが残り、そのまま、または卵黄グラニュールと合わして、噴霧乾燥、凍結乾燥等により乾燥を行うと、卵黄蛋白質粉末が得られる。
請求項(抜粋):
卵黄を卵黄プラズマと卵黄グラニュ-ルに分離した後、卵黄プラズマを希釈し分離する浮上画分から卵黄脂質を得るとともに、卵黄蛋白質を得ることを特徴とする卵黄の分画方法。
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