特許
J-GLOBAL ID:200903075980920629
キャピラリー電気泳動・質量分析計
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188556
公開番号(公開出願番号):特開平8-054370
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 溶液中で電荷を持たない中性試料の分析、及び種々のバッファ液の使用を可能にして、キャピラリー電気泳動・質量分析計の適応範囲を拡大する。【構成】 キャピラリー電気泳動部18で分離した試料溶液を霧化部19で霧化した後、気化部20で加熱気化し、得られたガス状の試料分子をコロナ放電部を備える化学イオン化部21で化学反応によりプロトン付加反応等によりイオン化する。こうして生成された試料分子に関するイオンをイオン導入細孔10aから真空室に導入し、質量分析部14及びイオン検出器15によって分析する。【効果】 化学イオン化により試料をイオン化するので、溶液中で電荷を持たない試料も分析できる。また、イオン性の物質に対して感度が低いので塩を加えたバッファ液を使用できるようになる。
請求項(抜粋):
一端に試料を導入したキャピラリーの両端に電圧を印加することにより試料を分離するキャピラリー電気泳動部と、前記キャピラリー電気泳動部から分離して得られた試料を含む溶液を霧化するための噴霧手段と、前記噴霧手段により生成された液滴を加熱して気化させる気化手段と、前記気化手段により生成されたガス状の試料分子との化学反応によって試料分子に関するイオンを生成する化学イオン化手段と、前記化学イオン化手段によって生成されたイオンを導入するためのイオン導入細孔を備える真空排気室と、前記イオン導入細孔から導入されたイオンを質量分析するための質量分析部とを含むことを特徴とするキャピラリー電気泳動・質量分析計。
IPC (2件):
引用特許: