特許
J-GLOBAL ID:200903075981048917

三相PWM波形発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265775
公開番号(公開出願番号):特開平10-112982
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 マイコンの処理能力に対する負担を低減し、幅広いインバータ用途に対応できる三相PWM波形発生装置を実現する。【解決手段】 U相,/U相,V相,/V相,W相,/W相の三相6出力PWM信号を生成する三相PWM波形発生装置であって、U相用,V相用,W相用の波形生成部で生成する各相のPWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において切替えるための制御信号を、ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリア周期中に各相用の波形生成部へ出力するU相用,V相用,W相用の出力極性制御回路を設けたことを特徴とし、さらに、各相用の出力極性制御回路は、それぞれ各相のPWM信号の極性の切替え時に、各相用の遅延回路に、各相のPWM信号のパルス幅を補正するための短絡防止用のデッドタイムのカウント動作を開始させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一定の周波数でカウント動作を行いそのカウント値を出力するとともに前記カウント動作がアップ方向であるかダウン方向であるかを示すカウント方向信号を出力するアップダウンカウンタと、マイコンから入力されるU相のPWM信号生成用データ,V相のPWM信号生成用データ,W相のPWM信号生成用データをそれぞれ保持するU相用,V相用,W相用のレジスタと、前記アップダウンカウンタのカウント値と前記U相用,V相用,W相用のレジスタのそれぞれのPWM信号生成用データとを比較して一致したときに一致検出信号を出力するU相用,V相用,W相用の比較器と、前記U相用,V相用,W相用の比較器が出力するそれぞれの一致検出信号を遅延させたそれぞれの遅延信号を出力するU相用,V相用,W相用の遅延回路と、前記カウント方向信号と前記U相用の比較器の一致検出信号と前記U相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、U相と/U相のPWM信号を生成するU相用の波形生成部と、前記カウント方向信号と前記V相用の比較器の一致検出信号と前記V相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、V相と/V相のPWM信号を生成するV相用の波形生成部と、前記カウント方向信号と前記W相用の比較器の一致検出信号と前記W相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、W相と/W相のPWM信号を生成するW相用の波形生成部とを備えた三相PWM波形発生装置であって、前記U相用の波形生成部で生成するU相および/U相のPWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリア周期中に前記U相用の波形生成部へ出力するU相用の出力極性制御回路と、前記V相用の波形生成部で生成するV相および/V相のPWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリア周期中に前記V相用の波形生成部へ出力するV相用の出力極性制御回路と、前記W相用の波形生成部で生成するW相および/W相のPWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリア周期中に前記W相用の波形生成部へ出力するW相用の出力極性制御回路とを設けたことを特徴とする三相PWM波形発生装置。
FI (2件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る