特許
J-GLOBAL ID:200903076007385872

内包済み微小カプセルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-041063
公開番号(公開出願番号):特開平11-221459
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 熱的、機械的安定性、耐光性を有すると共に、生体不活性の内包済み微小カプセルを提供する。【解決手段】 次の一般構造式RnSi(OH)mY(4-m-n)〔式中、mは1〜4、nは0〜3、m+n≦4、Rは有機基、n個のRは同じでもよく、異なっていてもよい。(4-m-n)個のYはアルコキシ基、水素およびシロキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の基〕で示される化合物(B)群の中から選ばれる1種または数種の化合物(B)〔そのうち少なくとも1種は?@m=2または3で、かつ?A連続相または分散相のうち少なくとも一方に親媒性であるRを少なくとも1個有する化合物(B)である〕を直接縮重合してオルガノポリシロキサンを壁膜とする内包済み微小カプセルを製造する。
請求項(抜粋):
次の一般構造式(I)RnSiX(4-n) (I)〔式中、nは0から3の整数で、Rは炭素原子が珪素原子に直接結合する有機基であり、n個のRは同じでもよく、異なっていてもよい。(4-n)個のXは水酸基、水素、アルコキシ基、ハロゲン基、カルボキシ基、アミノ基およびシロキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の基である〕で示される化合物(A)群の中から選ばれる1種または数種の化合物(A)の加水分解物であって、次の一般構造式(II)RnSi(OH)mY(4-m-n) (II)〔式中、mは1から4の整数、nは0から3の整数、m+n≦4で、Rは炭素原子が珪素原子に直接結合する有機基であり、n個のRは同じでもよく、異なっていてもよい。(4-m-n)個のYはアルコキシ基、水素およびシロキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の基である〕で示される化合物(B)群の中から選ばれる1種または数種の化合物(B)を用いる場合において、そのうちの少なくとも1種は?@m=2または3であり、かつ?A連続相または分散相のうち少なくとも一方に親媒性であるRを少なくとも1個有する化合物(B)を直接縮重合して合成したオルガノポリシロキサンを壁膜とすることを特徴とする内包済み微小カプセル。
IPC (3件):
B01J 13/14 ,  A61K 9/50 ,  A61K 47/24
FI (3件):
B01J 13/02 B ,  A61K 9/50 C ,  A61K 47/24 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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