特許
J-GLOBAL ID:200903076007652889
ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-187963
公開番号(公開出願番号):特開2004-027105
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】良好な透明性、耐候性および成形耐熱性に加えて、良好な離型性、低減された成形品の内部歪み、および改善された割れ耐性を有するポリカーボネート樹脂組成物を提供する。【解決手段】ポリカーボネート樹脂100重量部、アルコールと脂肪族カルボン酸とのエステル0.005〜2重量部、および紫外線吸収剤0.005〜3重量部からなる樹脂組成物であって、(i)B成分の脂肪族カルボン酸はパルミチン酸成分とステアリン酸成分とを含み、パルミチン酸成分とステアリン酸成分との合計が全脂肪族カルボン酸成分中80%以上であり、かつ両者の比が1.2以上であり(GC/MS法)、かつ(ii)B成分は粘度平均分子量24,500の溶融押出法で製造されたビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂シートに対し、4分の1楕円試験法において温度120°Cで24時間処理した際の限界応力が12MPa以上であるポリカーボネート樹脂組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリカーボネート樹脂(A成分)100重量部、アルコールと脂肪族カルボン酸とのエステル(B成分)0.005〜2重量部、および紫外線吸収剤(C成分)0.005〜3重量部からなる樹脂組成物であって、(i)該B成分の脂肪族カルボン酸はパルミチン酸成分とステアリン酸成分とを含み、そのガスクロマトグラフ-質量分析法(GC/MS法)におけるピーク面積において、パルミチン酸成分の面積(Sp)とステアリン酸成分の面積(Ss)との合計が全脂肪族カルボン酸成分中80%以上であり、かつ両者の面積比(Ss/Sp)が1.2以上であり、かつ(ii)該B成分は粘度平均分子量24,500の溶融押出法で製造されたビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂シートに対し、4分の1楕円試験法において温度120°Cで24時間処理した際の限界応力が12MPa以上であることを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L69/00
, C08J7/04
, C08K5/103
FI (3件):
C08L69/00
, C08J7/04 K
, C08K5/103
Fターム (29件):
4F006AA36
, 4F006AA39
, 4F006AB24
, 4F006AB32
, 4F006AB33
, 4F006BA02
, 4F006CA04
, 4F006CA05
, 4J002BG072
, 4J002CG011
, 4J002CG021
, 4J002EH046
, 4J002EJ067
, 4J002EU177
, 4J002EV247
, 4J002FD030
, 4J002FD040
, 4J002FD052
, 4J002FD057
, 4J002FD090
, 4J002FD100
, 4J002FD130
, 4J002FD166
, 4J002FD200
, 4J002GC00
, 4J002GL00
, 4J002GN00
, 4J002GP00
, 4J002GP01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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