特許
J-GLOBAL ID:200903076048609661

酵母由来の新規リパーゼCS2

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸田 親男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-068227
公開番号(公開出願番号):特開2001-252072
出願日: 2000年03月13日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】【解決手段】 Cryptococcus sp. S-2(FERM P-15155)の培養物から新規リパーゼCS2を分離、採取する。【効果】 リパーゼCS2は、油脂分解能が高いだけでなく、弱酸性〜アルカリ性の広い範囲で強い油脂分解性を示し、更に有機溶媒に安定であるという特質を有している。したがって、薬品、飲食品、洗剤等従来からのリパーゼの用途のほかに、エステル合成反応といった新しい用途も期待できる。
請求項(抜粋):
下記の理化学的性質を有するリパーゼCS2。(1)作用油脂分解性を有し、トリグリセリドに作用して、グリセリンと脂肪酸に加水分解する。(2)基質特異性トリブチリン、トリカプリリン、トリパルミチン、トリオレインをよく分解する。トリアセチン、トリカプリン、トリラウリンは中程度に分解する。トリミリスチン、トリステアリンに対する分解力は弱い。(3)位置特異性トリオレインに作用せしめると、オレイン酸と少量の1,2(2,3)-ジオレインが生成し、1,3-ジオレインとモノオレインは検出されない。(4)至適pH及び安定pH範囲至適pH:7.0安定pH範囲:5〜9(5)反応最適温度及び温度による失活の条件反応最適温度:37°C温度による失活の条件:温度上昇による活性の失活は緩やかであり、60°C、30分の熱処理においても活性を維持している。(6)有機溶媒に対する安定性、活性化有機溶媒に安定であり、更に、ジメチルスルホキシド、ジエチルエーテルによって活性が上昇する。
IPC (2件):
C12N 9/20 ,  C12R 1:01
FI (2件):
C12N 9/20 ,  C12R 1:01
Fターム (8件):
4B050DD02 ,  4B050EE02 ,  4B050FF05E ,  4B050FF11E ,  4B050LL01 ,  4B050LL02 ,  4B050LL04 ,  4B050LL05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 油脂含有廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-066028   出願人:国税庁長官, 株式会社ティーディーイー

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