特許
J-GLOBAL ID:200903076129422051

発泡酒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350513
公開番号(公開出願番号):特開2001-161338
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 煮沸工程が完了した直後の熱麦汁を70°C以上の温度で5〜30分間だけ所定の混合茶葉と接触させることで茶エキスを抽出することにより、お茶の香りと味のバランスが取れた発泡酒を得る。【解決手段】 麦芽195kgを800リットルの水に入れて、これを撹拌しながら昇温し、所定の温度条件に維持して糖化させた。この糖化液に水200リットルとホップ1.45kgを添加して、90分間煮沸した。煮沸が完了したら、直ちに、あらかじめ1.35kgの混合茶葉(通常の煎茶の葉0.675kgと深蒸し茶の葉0.675kg)を入れたワールプールに熱麦汁をポンプで輸送した。輸送が完了して5分間が経過したら、ろ過を開始した。輸送開始から30分間が経過しときに、ろ過が終了した。その後、冷却工程と発酵工程と熟成工程を実施して、お茶の香りと風味のバランスがとれた発泡酒が得られた。
請求項(抜粋):
次の工程を備える発泡酒の製造方法。(ア)麦芽を含む原料を糖化して糖化液を得る糖化工程。(イ)前記糖化液にホップを添加して煮沸する煮沸工程。(ウ)前記煮沸工程が完了した直後の熱麦汁を70°C以上の温度条件で5〜30分間だけ所定の混合茶葉と接触させて、熱麦汁中に茶葉のエキスを抽出する茶エキス抽出工程。ここで、前記混合茶葉は、蒸し時間の異なる2種類の緑茶の葉を含むものであって、蒸し時間の短い方の緑茶の葉に対する蒸し時間の長い方の緑茶の葉の質量比は0.25〜4.0の範囲内にある。(エ)前記茶エキス抽出工程を経た液体をろ過してろ過液を得るろ過工程。(オ)前記ろ過液を冷却して冷却液を得る冷却工程。(カ)前記冷却液に酵母を添加して所定温度に所定時間だけ保つことにより前記冷却液を発酵させて発酵液を得る発酵工程。(キ)前記発酵液を所定温度に所定時間だけ保つことにより前記発酵液を熟成させて発泡酒を得る熟成工程。
IPC (2件):
C12C 5/02 ,  A23F 3/16
FI (2件):
C12C 5/02 ,  A23F 3/16
Fターム (5件):
4B027FB30 ,  4B027FC01 ,  4B027FC02 ,  4B027FE06 ,  4B027FP72
引用特許:
審査官引用 (2件)

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