特許
J-GLOBAL ID:200903076201253430

廃棄物を無害化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093567
公開番号(公開出願番号):特開平7-328596
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】炭化水素で汚染された土壌の処理法法を提供する。【構成】疎水化剤(必須成分は特別な脂肪酸類)で調製された石灰は炭化水素で汚染された土壌と高せん断下で少なくとも顕微鏡レベルの程度によくブレンドされ、閉じた連続またはバッチワイズの反応器に運ばれ、ブレンドされた調製石灰/土壌中の石灰の水和が行われる。水和熱は反応器中に保持される。ついで、空気及び/または酸素リッチの空気がスチームまたは水と一緒に反応器に導入され、炭化水素またはそれらの加水分解生成物の炎のない中温酸化がなさされる。生成物はブレンドされた調製石灰/土壌を通じて移動する。汚染が除去された製品は反応器から取り出され、冷却され、ついで表面活性剤がスプレーされたゾーンを通る。汚染が除去された土壌はブレンダー20に送られ、実質的にほこりがない製品とするような十分な量の水と混合される。
請求項(抜粋):
アルカリ土類金属酸化物と表面活性剤を混合してアルカリ土類金属酸化物と水の反応をアルカリ土類金属酸化物が油状の炭化水素で汚染された土壌と相互作用を完了するまで一時的に遅延させ、表面に表面活性剤を担持したアルカリ土類金属酸化物に油状の炭化水素で汚染された土壌を結合させ、そして油状の炭化水素で汚染された土壌を包含したアルカリ土類金属酸化物と水を反応させることによる油状の炭化水素で汚染された土壌を無害化する改良された方法であって、a)約50°Cから約80°Cで予熱されたかまたは処理後にそのように加熱された微粉化石灰を、室温で澄明な容易に噴霧化可能な液体であって主として約6から約12の炭素原子をもつ脂肪酸からなる疎水化剤で処理してその微粉化石灰が疎水化剤で均一に覆われた調整石灰を製造し、b)調整石灰を高せん断下で物理的に予め調整された湿った炭化水素で汚染された土壌と約1:6から約1:1の比で、少なくとも顕微鏡レベルに近い程度で混合して調整石灰/土壌混合物を得、c)混合された調製石灰/土壌混合物を閉じた反応器に入れ、これを閉じた連続反応器中を移動させるか、またはバツチワイズで閉じた反応器に供給し、いずれの場合も約10分〜約45分間反応器中に保持し、このようにして混合された調製石灰/土壌中の石灰を水和し、そして空気及び/または酸素リッチの空気を実質的に同時にスチーム及び/または水と共に反応器に導入し、炭化水素と炭化水素の加水分解生成物の少なくとも一つを中温度で無炎酸化し、そして全ての水和、加水分解そして酸化反応が完結するのに十分な温度迄次第に昇温しつつ、有機成分と酸化の不完全な酸化生成物の残渣を調製石灰/土壌混合物と接触させる一方で水和反応熱は閉じた反応器中に保持し、d)汚染が除去された土壌製品を閉じた反応器から、表面活性剤がスプレーされてもよいゾーンを通して、乾燥し、埃っぽい、疎水性のある形態で取り出し、処理済みの汚染が除去された土壌製品を得、e)処理済みの汚染が除去された土壌製品をブレンダーに通し、処理した汚染が除去された土壌製品量の約5〜約25%の水と混合して、実質的に埃のない製品を得ることから成る上記の廃棄物を無害化する方法。
IPC (4件):
B09C 1/02 ,  B09C 1/08 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 K ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)

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