特許
J-GLOBAL ID:200903076213419945

改良型の側枝口を有する分岐ステントおよびその作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 伸之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-119145
公開番号(公開出願番号):特開平11-319113
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 血管などの分岐導管に挿入する分岐ステント。【解決手段】 一つの実施形態では、第1薄板を形成して第1脚部にし、第2薄板を形成して第2脚部にし、第3薄板を形成して軸にして、2本の脚部を軸に取り付ける。第2の実施形態では、第1薄板を形成して第1脚部および軸の半分を有する部材にし、第2薄板を形成して第2脚部および軸の半分を有する部材にして、2つの軸半分を結合して分岐ステントを形成する。第3の実施形態では、ステントは、順番に挿入されて、処置すべき分岐の部位で、導管内で組み立てられる2つの区間を備える。
請求項(抜粋):
分岐ステントを作成する方法で、a)近位端、遠位端、縦軸、および円周方向の軸を有する薄板を準備するステップを備え、薄板に近位端および遠位端を有する近位部分と、近位端および遠位端を有する遠位部分とを有する第1側部と、近位端および遠位端を有する第2側部とを設け、第2側部は薄板の近位端と薄板の遠位端との間に配置され、さらに、近位端および遠位端を有する第3側部とを設け、第3側部は第2側部の遠位端と薄板の遠位端との間に配置され、さらに、第1側部の近位部分の近位端と第2側部の近位端との間に配置された第4側部と、第1側部の遠位部分の遠位端と第3側部の遠位端との間に配置された第5側部を設け、第5側部は第4側部の長さより短い長さを有し、さらに、第2側部と第3側部との間に配置される第6側部とを設け、さらに、b)第2側部を第1側部の近位部分に取り付け、第3側部を第1側部の遠位部分に取り付けて、縦軸を規定する縦内腔を有する第1伸張式管状部材を形成するステップを含み、第4側部は縦内腔と連絡するステントの近位口を規定し、第5側部は縦内腔と連絡するステントの遠位口を規定し、第6側部と第3側部の近位端と第1側部の遠位部分の近位端とが、縦内腔と連絡して、第2伸張式管状部材を受け、固定するサイズにされ、こうするようになっている側枝口を規定し、さらに、c)第1伸張式管状部材が第1管腔の内部に配置され、枝口が第2管腔と連絡するよう、第1管腔および第2管腔を有する分岐導管に第1伸張式管状部材を配送するステップと、d)第1伸張式管状部材を第1管腔中に固定するのに十分な量だけ第1伸張式管状部材を伸張するステップと、e)近位端および遠位端およびこれを通る縦内腔を有する第2伸張式管状部材を準備するステップと、f)第2伸張式管状部材の遠位端が第2管腔の内部に配置され、第2伸張式管状部材の近位端が第1管状部材の縦内腔の内部に配置されるよう、第1管状部材の枝口中に第2伸張式管状部材を配送するステップと、g)第2伸張式管状部材を第2管腔および枝口の内部に固定するのに十分な量だけ第2伸張式管状部材を伸張するステップを含む方法。
IPC (2件):
A61M 29/02 ,  A61M 29/00
FI (2件):
A61M 29/02 ,  A61M 29/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 組合せ動脈用ステント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-234596   出願人:エチコン・インコーポレーテツド
  • ステントの作成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-280899   出願人:メディノールリミティド
  • 二股ステントの作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-115822   出願人:メディノールリミティド
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