特許
J-GLOBAL ID:200903076252310675

有機性排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109464
公開番号(公開出願番号):特開平10-296239
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 有機性排水を処理する際に、極めてコンパクトな設備を使用し、脱臭液製造装置から悪臭の発散が全くないばかりでなく、夾雑物による作動不良が生じることもなく、さらに、有機性排水の処理工程全体で悪臭を効果的に除去して汚泥の無臭化、濃縮性及び脱水性の向上を図り、そして、浄化の効率を高めることのできる、有機性排水の処理方法の提供。【解決手段】 貯留槽(11)に隣接して設けられ、内部に脱臭資材が収納された脱臭液製造装置(12)に、上澄み液(7)が取り入れられ、この脱臭資材と接触して、脱臭液(13)が製造される。この脱臭液(13)は、曝気(14)により均一に撹拌されている貯留槽(11)に供給され、次いで貯留槽(11)において得られた汚泥混合溶液(16)は、管路(1)へと供給される。
請求項(抜粋):
有機性排水を管路を経由して、前処理工程、生物処理工程、沈殿工程、濃縮工程、貯留工程を含む工程で処理する排水処理方法において、当該処理工程とは別に設けられ、内部に脱臭資材が収納された脱臭液製造装置に、当該脱臭資材との接触を目的とした液体を、前記処理工程の内部又は外部から取り入れ、当該液体と前記脱臭資材とを、一定時間、接触させて脱臭液を製造し、製造された脱臭液を、前記処理工程の中の、撹拌可能な工程へ供給し、当該工程で撹拌して得られた混合溶液の一部を、前記処理工程の中の適宜工程、及び/又は、前記管路へ供給することを特徴とする有機性排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/28 ,  C02F 3/02 ZAB
FI (2件):
C02F 1/28 E ,  C02F 3/02 ZAB Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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