特許
J-GLOBAL ID:200903076275143539

プラスチック成形品の製造方法及びプラスチック成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-375971
公開番号(公開出願番号):特開2000-176944
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】本発明は可動入子の成形面以外のキャビティ面を可動入子の成形面よりも樹脂との密着力を強くして、高精度にプラスチック成形品を成形するプラスチック成形品の製造方法及びプラスチック成形用金型を提供する。【解決手段】プラスチック成形用金型1は、転写面2、転写面以外の成形面3及び可動入子4、5の成形面6、7によりキャビティ8が画成されており、成形においては、キャビティ8内に溶融樹脂を射出充填した後、樹脂を冷却する際に、可動入子4、5の成形面6、7を樹脂から離す方向に移動させて可動入子4、5の成形面6、7と成形品のキャビティ面との間に空隙を生じさせるが、可動入子4、5の成形面6、7以外のキャビティ面の樹脂との密着強度が可動入子4、5の成形面6、7と樹脂との密着強度よりも相対的に強くなっており、適切に空隙を形成して、高精度な成形品を作成することができる。
請求項(抜粋):
所定容積のキャビティを画成するキャビティ面として、少なくとも1つ以上の転写面と移動可能に設けられた可動入子の成形面とを有する金型の前記キャビティ内に軟化温度以上に加熱された溶融樹脂を充填して、当該溶融樹脂の樹脂圧力によって成形品に前記転写面を転写し、前記樹脂を軟化温度以下に冷却する際に、前記可動入子の少なくとも1つ以上を前記樹脂から離隔する方向に移動させて、前記樹脂と前記可動入子の成形面との間に強制的に空隙を形成させるプラスチック成形品の製造方法であって、前記空隙を形成する前記可動入子の成形面以外の前記キャビティ面のうち、少なくとも1つ以上のキャビティ面は、所定の密着力向上方法により、前記樹脂との密着力が、前記空隙を形成する前記可動入子の成形面と前記樹脂との密着力よりも強くされていることを特徴とするプラスチック成形品の製造方法。
IPC (3件):
B29C 33/42 ,  B29C 33/38 ,  B29C 33/76
FI (3件):
B29C 33/42 ,  B29C 33/38 ,  B29C 33/76
Fターム (10件):
4F202AH73 ,  4F202AH79 ,  4F202AM32 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK07 ,  4F202CK15 ,  4F202CK18 ,  4F202CK43 ,  4F202CN05
引用特許:
審査官引用 (6件)
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