特許
J-GLOBAL ID:200903076308273247

エアバッグ用蓋体付き自動車内装品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323281
公開番号(公開出願番号):特開平9-156443
出願日: 1995年12月12日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 製造工数の余り増大させずに、エアバッグ作動時の扉部ヒンジ部における柔軟性・引張強度の両者の確保して製造することができるエアバッグ用蓋体付き自動車内装品を提供すること。【解決手段】 本体部11と蓋体部12とは形態保持性を有する熱可塑性樹脂で一体成形されている自動車内装品。蓋体部12は、エアバッグ作動時に、展開してエアバッグ飛び出し口を形成可能にヒンジ部15及び破断予定部14を備えている。蓋体部12と本体部14の一体成形時に、蓋体部12には意匠シート17が一体成形されている。意匠シート17は、少なくとも表皮層17aとバリア層17cを備え、該バリア層17cが熱可塑性樹脂と熱融着可能な材料で形成されているものであり、さらに、ヒンジ部15ではパリア層17cの近傍まで、破断予定部14ではバリア層17cを越えて、それぞれ刻設されて薄肉に形成されている。
請求項(抜粋):
内装品本体部とエアバッグ用の蓋体部とを包含し、前記内装品本体部と蓋体部とは形態保持性を有する熱可塑性樹脂で、表面側が略面一となるように一体成形され、前記蓋体部は、エアバッグ作動時に、展開してエアバッグ飛び出し口を形成する扉部と、該扉部を展開可能にその周囲部に形成されるヒンジ部及び破断予定部を含み、該ヒンジ部及び破断予定部は前記蓋体部の裏面側が刻設されて薄肉に形成されている構成の自動車内装品であって、前記蓋体部と前記内装品本体部の一体成形時に、前記蓋体部の表面側から内装品本体部の表面側にわたって意匠シートがインサートとして一体成形され、該意匠シートは、少なくとも表皮層とバリア層を備え、該バリア層が前記熱可塑性樹脂と熱融着可能な材料で形成され、前記破断予定部では前記バリア層を越えて刻設されているものである、ことを特徴とするエアバッグ用蓋体付き自動車内装品。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エアバツグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-330487   出願人:豊田合成株式会社
  • 特開平2-099324

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