特許
J-GLOBAL ID:200903076317405849

水性インキ印刷と真空めっきなどのメタライジング処理に適用されるヒートシール可/不可の二軸延伸ポリプロピレンフィルムの製法及びその製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 入交 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-129165
公開番号(公開出願番号):特開2001-310384
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】【目的】 安定した表面張力と非常に優れた平坦性を有し、水性インキ印刷と、高い貼合せ強さとアルミはくとの密着力が要求される真空めっきなどのメタライジング製品に適用できる二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得ることを目的とする。【解決手段】 ホモポリプロピレンに帯電防止剤、粘着防止剤を混合した3層からなる共押出二軸延伸ポリプロピレンフィルムの印刷面またはめっき面と成る面を、メタン含有量85%以上の液化天然ガスの燃焼炎によって次の条件で火炎処理を行う。火炎処理の条件:極化電圧:0.1〜0.8KV、最適電圧0.2KV。冷却ロール温度:20〜50°C、最適温度25°C。火炎温度:700〜900°C、最適温度760°C。
請求項(抜粋):
ホモポリプロピレン(MFI:2〜5、I.I値:94〜99%)92.5〜99.5重量%と、バイエトキシ化アミン、エステル化エトキシ化アミンとグリセロールモノステアリン酸エステル等の成分を含む帯電防止剤8〜30%のマスタ- バッチ0.5〜7.5重量%とを混合機で混合した後、主押出し機に送り込み、別に、ホモポリプロピレン(MFI:2〜5、I.I値:94〜99%)80〜97.5重量%と、平均粒径4μ未満の有機または無機類の粘着防止剤2〜10%を含有するマスタ- バッチ2.5〜20重量%とを混合機で混合した後、第1の副押出し機に送り込み、更に、ホモポリプロピレン(MFI:2〜5、I.I値:94〜99%)80〜97.5重量%と、平均粒径4μ未満の有機または無機類の粘着防止剤2〜10%を含有するマスタ- バッチ2.5〜20重量%とを混合機で混合した後、第2の副押出し機に送り込むと共に、200〜280°Cの押出し機温度で、三層押出し方式によりTダイから押出し、冷却ロールを介して15〜60°Cの温度範囲で冷却成形してポリプロピレンシートと成し、そしてこのシートを縦方向延伸装置に送り、温度を130〜155°Cに設定して先づ予熱してから4〜7倍の縦延伸を行い、延伸後、アニーリング冷却を行い、冷却後に横方向延伸装置に送り、温度を150〜190°Cに設定して先づ予熱してから7〜10倍の横延伸を行い、延伸後、アニーリング冷却を行い、横方向延伸装置から出た後、第2の副押出し機の面に対して、メタンを85%以上含有する液化天然ガスを用い、火炎温度を700〜900°Cに設定して火炎表面処理を施すことにより、厚み12μ〜110μの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得ることを特徴とする水性インキ印刷に適用される二軸延伸ポリプロピレンフィルムの製法。
IPC (4件):
B29C 55/14 ,  C08J 7/00 301 ,  B29K 23:00 ,  B29L 9:00
FI (4件):
B29C 55/14 ,  C08J 7/00 301 ,  B29K 23:00 ,  B29L 9:00
Fターム (25件):
4F073AA01 ,  4F073BA08 ,  4F073BB01 ,  4F073DA08 ,  4F073EA14 ,  4F073EA18 ,  4F073EA58 ,  4F073GA01 ,  4F073GA03 ,  4F073HA04 ,  4F073HA05 ,  4F210AA11 ,  4F210AB09 ,  4F210AB16 ,  4F210AB19 ,  4F210AB24 ,  4F210QA02 ,  4F210QC06 ,  4F210QD10 ,  4F210QG01 ,  4F210QG15 ,  4F210QG18 ,  4F210QL17 ,  4F210QW07 ,  4F210QW15
引用特許:
審査官引用 (5件)
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