特許
J-GLOBAL ID:200903076320594598

不織布製フィルタエレメント及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332927
公開番号(公開出願番号):特開平8-229313
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 形状的に安定して結合され、しかもフィルタハウジングに組み入れる場合に必要な適度な曲げ性及びねじり性を備えたフィルタエレメント、及びそのための簡単な製造方法の提供。【解決手段】 融着可能な熱可塑性不織布(2)からなる平坦な濾過材をひだ折り装置で折り曲げる。ひだの形状と寸法に対応し、上面及び下面でひだに対して挟み込み係合する櫛状型枠(6)に、ひだ折りパッケージ(1)の双方の側部(4,5)がひだ間隔(3)よりも短い長さだけ側方に突出するよう装着し、ひだの高さ(7)に本質的に対応する幅の密封テープ(8)側部(4,5)上に置く。側方から押圧要素(9)によって密封テープ(8)を押圧し、同時に超音波エネルギを供給して側部(4,5)に対して熱的に融着する。冷却するまで融着個所(10.1,10.2)を押圧固定し、型枠(6)を除去し、ひだ折りパッケージ(1)を切断する。
請求項(抜粋):
平坦な濾過材をひだ折り装置で折り曲げ、ひだ間隔を調節してエネルギを供給した後に冷却してそのままの形状に固定する、ひだ折りパッケージとして構成された融着可能な熱可塑性不織布からなるフィルタエレメントの製造方法であって、前記ひだ間隔の調節後に、不織布の厚みに等しいか又は僅かに小さい相互間隔を有しており、ひだの幾何学的形状及び寸法に本質的に対応すると共に上面及び下面でひだに対して挟み込み係合する櫛状型枠を用いてひだ折りパッケージの双方の側部を形状結合的に固定するものにおいて、ひだ折りしたフィルタ材料の各側部(4,5)をひだ間隔(3)よりも短い長さだけ櫛状型枠(6)から突出させ、ひだの高さに本質的に対応する幅の密封テープ(8)を長手方向に前記側部(4,5)上に置き、それぞれの側方から前記密封テープに作用する押圧要素(9)を用いて押圧すると同時に、前記押圧要素(9)を介して供給されるエネルギによって前記フィルタ材料の側部(4,5)に対して前記密封テープ(8)を熱的に融着し、冷却するまで融着個所(10)を相互に押圧、固定し、次いで前記櫛状型枠(6)を除去し、ひだ折りパッケージ(1)を切断することを特徴とする方法。
IPC (5件):
B01D 29/07 ,  B01D 27/06 ,  B01D 39/00 ,  B01D 46/52 ,  B65H 45/30
FI (5件):
B01D 29/06 510 Z ,  B01D 27/06 ,  B01D 39/00 B ,  B01D 46/52 Z ,  B65H 45/30
引用特許:
審査官引用 (2件)

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