特許
J-GLOBAL ID:200903076347112706

拡径掘削装置および管杭造成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-237913
公開番号(公開出願番号):特開2004-076384
出願日: 2002年08月19日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】容易、円滑かつ確実な拡翼を可能とする。【解決手段】拡大翼73,73の先端側に、主拡大板82および補助拡大板90をそれぞれ設ける。補助拡大板90は、掛止部91により拡大翼73を縮小姿勢に保つ拡大ロック機能と、大径部92の押し上げ作用により主拡大板82の凹部82aによる回転方向ロックが解除される程度まで拡大翼を拡大させる機能とを有する。主拡大板90は、拡大翼73を収容して回転軸と一体的に回転させる凹部82aを有し、また大径部82bの押し上げ作用により補助拡大後の拡大翼73を本拡大する機能を有する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
回転自在および長手方向に進退自在に支承された回転軸と、この回転軸の先端部に設けられた拡大翼とを備え、この拡大翼を地中内で拡大させることで拡径孔部分を有する孔を掘削するように構成された拡径掘削装置において、 前記回転軸は、先端から突出するインナー軸を有する二重軸構造とされ、インナー軸は回転軸に対してその軸心周りに所定範囲で回動するように構成されており、 回転軸の外面には、拡大翼支持部が回転軸の軸心周りに所定範囲で回動するように取り付けられ、 拡大翼はこの支持部により軸支され、回転軸の先端側に倒れた縮小姿勢と回転軸の側方に突出する拡大姿勢との間で起伏自由とされており、 回転軸における前記拡大翼支持部の先端側に主拡大板が固設されており、この主拡大板は周縁部に切欠凹部を有するとともに、大径部を有しており、 インナー軸における回転軸から突出する部分には補助拡大板が固設されており、この補助拡大板は、拡大翼の掛止部と、大径部とを有しており、 拡大翼は縮小姿勢において、補助拡大板の掛止部に掛け止められることにより拡大方向に拘束されるとともに、主拡大板の切欠凹部内に収容されることにより回転方向に拘束され回転軸と一体的に回転されるようになるように構成されており、 回転軸がインナー軸に対して削孔時回転方向とは反対に回動されると、拡大翼が補助拡大板に対して回動され、この回動によって、拡大翼が補助拡大板の掛止部から解放された後に補助拡大板の大径部に移動する過程で押し上げられて補助拡大され、この補助拡大によって拡大翼が主拡大板の切欠凹部内から抜き出されるように構成されており、 この補助拡大の後に回転軸を削孔時回転方向に回転させると、拡大翼が主拡大板に対して回動され、この回動によって拡大翼が主拡大板の大径部に移動する過程で押し上げられて前記拡大姿勢となるように構成されている、 ことを特徴とする、拡径掘削装置。
IPC (2件):
E21B10/32 ,  E02D7/00
FI (2件):
E21B10/32 ,  E02D7/00 A
Fターム (10件):
2D029EB05 ,  2D029PA08 ,  2D029PB05 ,  2D029PC02 ,  2D029PD01 ,  2D050AA03 ,  2D050AA06 ,  2D050CA02 ,  2D050CB03 ,  2D050CB09
引用特許:
出願人引用 (3件)

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