特許
J-GLOBAL ID:200903076378226742

湿式排ガス脱硫装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247759
公開番号(公開出願番号):特開平10-085549
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 吸収液の活性低下を常に監視し、活性の低下時に脱硫率の低下を防止すると共に、吸収剤が規定値以上に供給されることによる回収石膏の純度の低下を防止すること、および吸収塔に供給するアルカリ剤量を最適量にし、ユーティリティの低減を行うこと。【解決手段】 処理ガス量、吸収塔入口のSOx濃度および要求脱硫率を掛け合わすことにより求めた必要吸収剤濃度および測定pH値とpH設定値の偏差により吸収液供給量を調整し、吸収剤濃度の検出値が前記必要吸収濃度となるように吸収塔に供給するアルカリ剤量を調整する制御装置を設ける。また、吸収塔に供給する吸収液供給量を、処理ガス量、吸収塔入口のSOx濃度、要求脱硫率、設定吸収剤過剰率を掛け合わすことにより求めた必要吸収剤濃度の先行信号と、測定pH値とpH設定値の偏差の補助信号により調整する制御装置を設けてもよい。
請求項(抜粋):
硫黄酸化物、酸性ガスおよび燃料中の金属成分を含むばいじんからなる燃焼排ガスを吸収塔に導入して、カルシウム系吸収剤を含む吸収液と接触させて、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液中に吸収させた後、排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液が滞留する循環タンク内の吸収液中に空気を供給し、吸収液の一部を再び排ガスと接触させるとともに、その他の一部を石膏回収系に抜き出し、さらに前記カルシウム系吸収剤を含む吸収液およびアルカリ剤を循環タンク内の吸収液中に供給する手段を有する湿式排ガス脱硫装置において、吸収液中の吸収剤濃度のうち不活性な吸収剤の割合に応じて、吸収塔に供給する前記アルカリ剤の供給量を調整する制御装置を設けたことを特徴とする湿式排ガス脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/30 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (4件):
B01D 53/34 125 E ,  B01D 53/30 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 Q
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-213125
  • 特開平2-180618
  • 脱硫装置の脱硫度影響因子修正方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-210178   出願人:石川島播磨重工業株式会社
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審査官引用 (8件)
  • 特開平3-213125
  • 特開平3-213125
  • 特開平2-180618
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