特許
J-GLOBAL ID:200903076390007460

貯湯式暖房システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-162073
公開番号(公開出願番号):特開2001-343132
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 床暖房機の制御に起因するガスボイラーの不必要な発停を回避する。【解決手段】 排熱回収用熱交換器で回収した排熱により高温の湯を得、その湯を暖房用熱交換器に供給し、床暖房機による暖房を行う。その暖房状態で、暖房温度センサ19で測定される温度と設定温度t1との温度差に応じて、1周期内の所定時間だけ床暖房機に高温水を流動させて暖房を行い、残余の時間は、暖房用開閉弁16および開閉弁27を閉じ、貯湯用開閉弁26を開いて排熱回収用熱交換器を経た湯を貯湯タンクに供給して貯湯を行う。そのような暖房状態で、排熱回収用熱交換器を経た湯の温度が設定温度t2より低くなっても、遅延手段34から保留信号を出力し、設定時間の間は、ガスボイラー6を作動させないようにする。設定時間経過しても設定温度t2より低ければガスボイラー6を作動する。
請求項(抜粋):
排熱を発生する排熱発生装置と、循環配管を付設して貯湯を行う貯湯タンクと、前記循環配管に設けられる排熱回収用熱交換器と、前記排熱発生装置と前記排熱回収用熱交換器とにわたって接続されて排熱回収熱媒を循環することにより前記排熱発生装置からの排熱を前記循環配管を流れる水に伝熱回収する排熱回収用循環配管と、前記循環配管の前記排熱回収用熱交換器よりも下流側箇所に前記貯湯タンクと並列に接続される暖房用熱交換器と、前記循環配管の前記排熱回収用熱交換器よりも下流側箇所で、かつ、前記暖房用熱交換器よりも上流側箇所に前記暖房用熱交換器と直列に接続される補助熱源と、前記循環配管の前記排熱回収用熱交換器よりも下流側箇所に付設されて、前記循環配管内を流れる熱交換後の湯の温度を測定する温度センサと、前記温度センサによって測定される熱交換後の湯の温度と設定温度とを比較して測定温度が設定温度よりも低くなったときに補助加熱信号を出力する補助加熱用比較手段と、前記補助加熱用比較手段からの補助加熱信号に応答して起動信号を出力し前記補助熱源を作動する補助加熱制御手段と、前記暖房用熱交換器とにわたって接続されて、前記排熱発生装置からの排熱によって暖房する暖房装置と、前記暖房装置による被暖房空間内の温度を測定する暖房温度センサと、前記暖房装置の運転状態で、前記暖房温度センサで測定される温度と設定温度との差に応じて1周期となる設定時間内での熱媒体の循環流動時間を変更する暖房制御手段と、前記貯湯タンクの上流側箇所に前記暖房用熱交換器と並列に接続されて、前記暖房制御手段により熱媒体の循環流動が停止されている時間に対応して前記排熱回収用熱交換器を経た湯を前記貯湯タンクに供給する貯湯用開閉弁とを備えた貯湯式暖房システムであって、前記暖房装置の運転状態で、前記補助加熱信号に応答して設定時間保留信号を出力する遅延手段と、前記遅延手段からの保留信号に応答して前記補助加熱制御手段からの起動信号の出力を停止するバックアップ制御手段とを備えたことを特徴とする貯湯式暖房システム。
IPC (3件):
F24D 3/00 ,  F24H 1/00 631 ,  F25B 27/02
FI (5件):
F24D 3/00 B ,  F24D 3/00 E ,  F24D 3/00 S ,  F24H 1/00 631 B ,  F25B 27/02 C
Fターム (8件):
3L070AA02 ,  3L070BB01 ,  3L070BB09 ,  3L070BB16 ,  3L070BC02 ,  3L070DD02 ,  3L070DF06 ,  3L070DG02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 貯湯式の給湯熱源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-294207   出願人:大阪瓦斯株式会社, 株式会社ハーマン
  • 床暖房システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-364389   出願人:東京瓦斯株式会社

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