特許
J-GLOBAL ID:200903076460417360

高張力鋼板の製造方法および高張力鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-198746
公開番号(公開出願番号):特開2006-045672
出願日: 2005年07月07日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 焼入れ・焼戻し材の焼戻し処理時における板厚中心部の昇温速度を規定することによって、従来材よりもPWHT後の強度・靭性バランスに優れる高張力鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.02〜0.18%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、残部:Feおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar3変態点以下に冷却することなく、あるいはAc3変態点以上に再加熱し、所定の板厚に熱間圧延した後、引続きAr3変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって400°C以下の温度まで冷却した後、圧延機および直接焼入れ装置もしくは加速冷却装置と同一の製造ライン上に直結して設置された加熱装置を用いて、460°CからAc1変態点以下の所定の焼戻し温度までの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s以上として、板厚中心部の最高到達温度を520°C以上に焼戻す。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.02〜0.18%、 Si:0.05〜0.5%、 Mn:0.5〜2.0%、 Al:0.005〜0.1%、 N:0.0005〜0.008%、 P:0.03%以下、 S:0.03%以下、 残部:Feおよび不可避的不純物 からなる鋼を鋳造後、Ar3変態点以下に冷却することなく、あるいはAc3変態点以上に再加熱し、所定の板厚に熱間圧延した後、引続きAr3変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって400°C以下の温度まで冷却した後、圧延機および直接焼入れ装置もしくは加速冷却装置と同一の製造ライン上に直結して設置された加熱装置を用いて、460°CからAc1変態点以下の所定の焼戻し温度までの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s以上として、板厚中心部の最高到達温度を520°C以上に焼戻すことを特徴とする、応力除去焼鈍処理用の高張力鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  B21B 45/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21D8/02 B ,  B21B45/00 L ,  C21D6/00 G ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
Fターム (28件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD06 ,  4K032CF01 ,  4K032CF02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特公昭59-232234号公報
  • 特公昭62-93312号公報
  • 特公平9-256037号公報
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審査官引用 (8件)
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