特許
J-GLOBAL ID:200903076469231447

分散型電源を配電ネットワークに連系する際の条件を決定する支援システム及び支援方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-297755
公開番号(公開出願番号):特開2007-110809
出願日: 2005年10月12日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】 配電網への分散電源連系に際し、電力供給品質の安定を図りつつ分散電源連系の希望者が満足する条件決定ができる支援システムを提供する。【解決手段】 配電系統情報を基に配電線の指定地点と指定時期での分散電源の受入限界量を算出する受入限界量算出部13と、過去の分散電源の出力情報を基に出力を予測する分散電源出力変動推定部14と、出力時間推移を基に分散電源に併設の貯蔵装置の容量を決定する貯蔵装置容量決定部15と、分散電源の出力変動による需給不整合を解消する出力変動補償機能により注入電力を決定する注入電力決定部16と、分散電源を連系した状態で、配電損失と供給支障電力と電圧不平衡率と高調波電圧歪みとを許容範囲内で最小化する配電網の構成を算出する配電系統構成最適化部17と、算出された配電網構成にて配電系統の電圧を負荷の軽重に関わらず許容範囲内に納めるように送出電圧を制御する送出電圧制御部18とを備える。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
配電系統情報と、過去の自然エネルギーを利用した分散型電源の出力情報と、が記憶された記憶手段と、 前記記憶手段に格納された配電系統情報をもとに、配電線の指定された地点の指定された時期に、分散エネルギー源から注入しても安定供給に支障をきたさない量である受入限界量を算出し、その算出結果を出力手段に出力する出力地点別時間別受入限界量算出部と、 前記記憶手段に格納された過去の自然エネルギーを利用した分散型電源の出力情報に基づき、これから想定される出力を予測する分散型電源出力変動推定部と、 前記分散型電源変動推定部で求めた分散型電源の出力の時間推移に基づき、その分散型電源に併設される貯蔵装置の短時間刻みでの充放電パターンの影響を考慮して当該貯蔵装置の容量を決定する貯蔵装置の容量決定部と、 負荷特性や分散型電源の出力特性の測定結果から、前記貯蔵装置の出力制御並びに前記分散型電源の出力制御を組み合わせることで、補償特性を適切に行ない、前記分散型電源の出力変動による需給不整合を解消する出力変動補償機能により注入電力を決定する注入電力決定部と、 分散エネルギー源を、配電ネットワーク上の希望するある地点に連系することを想定した状態で、配電損失と,供給支障電力と,電圧不平衡率と、高調波電圧歪みとを許容範囲内で最小化することを同時に達成するような、配電ネットワークの構成を算出する配電系統構成最適化部と、 前記配電系統構成最適化部で決定された配電ネットワーク構成において分散型電源が連系された配電系統の電圧を、負荷の軽重に関わらず許容範囲内に納めるように送出電圧を制御する送出電圧制御部と、 を備えた分散型電源を配電ネットワークに連系する際の条件を決定する支援システム。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  G06Q 50/00
FI (2件):
H02J3/00 G ,  G06F17/60 110
Fターム (6件):
5G066AA01 ,  5G066AA03 ,  5G066AA10 ,  5G066AA20 ,  5G066AE04 ,  5G066AE09
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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