特許
J-GLOBAL ID:200903076545400822

スペクトル平滑化フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522443
公開番号(公開出願番号):特表平8-508841
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】磁気媒体から読み出されたデータから作られる離散メインパルスのデータストリームに関して形成される離散2次パルスを補償するフィルタが提供される。このフィルタのインパルス応答は、入力信号がインパルス応答によりたたみ込まれる時に2次パルスを減衰させるサイド補償係数を有する中央係数を備えている。補償係数の大きさおよび遅延はプログラム可能であり、所与の環境に対してインパルス応答を最適化できるように適応的に調整される。従来のFIRの実施態様においては、中央係数と側補償係数との間に2つのプログラマブルな遅延を発生させるために2つの遅延線が用いられている。好ましい実施態様においては、IIRフィルタ(378、373、375、377、390、396、451、453、455、459)はただ1つの遅延線(390)を用いて2つのプログラマブルな遅延をもたらす。また、この好ましい実施態様においては、スループットを倍増するために、データストリームは偶数および奇数のデータストリームへとインタリーブされ、2つのフィルタによって並列処理される。
請求項(抜粋):
磁気読み出しヘッドを用いて磁気記憶装置からディジタルデータを読み出す際に発生される先行および後続2次パルスをフィルタリングする方法であって、 (a)該磁気読み出しヘッドを用いて磁気記憶媒体上の磁気的遷移を検出し、かつアナログ入力信号を発生するステップであって、該アナログ入力信号が先行および後続2次パルスを有するメインパルスを備えているステップと、 (b)該アナログ入力信号を離散時間入力信号に変換するステップと、 (c)特定のインパルス応答を有する離散時間フィルタを用いて該離散時間入力信号をフィルタリングするステップであって、該インパルス応答は、該離散時間入力信号におけるメインパルス標本値と2次パルス標本値との間の期間に実質的に等しい期間だけ中央係数から遅延された所定の数の補償係数を有しており、それによって、該離散時間入力信号が該フィルタの該インパルス応答によりたたみ込まれる時に該2次パルスの少なくとも1つが減衰される、ステップと、 を備えた方法。
IPC (4件):
G11B 5/09 321 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 17/06 655 ,  H04B 3/06
FI (4件):
G11B 5/09 321 A ,  H03H 17/02 601 E ,  H03H 17/06 655 D ,  H04B 3/06 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-136902
  • 特開昭61-114611
  • デイジタル磁気記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-294148   出願人:株式会社日立製作所
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