特許
J-GLOBAL ID:200903076668914820

原子炉炉内機器の照射劣化診断方法および同システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  古川 潤一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-005107
公開番号(公開出願番号):特開2004-219180
出願日: 2003年01月10日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】原子炉炉内機器の中性子照射を受けた材料を評価対象部位、運転期間、試験方法等に対応して、かつ構造材の機能を失わない最小限度の範囲で試験片としてサンプリングし、原子力プラントなどの炉内機器の健全性維持の面から機器の余寿命を実測値に基づいて評価する。【解決手段】劣化度評価のために採取するサンプル採取方法を決定するサンプリング方法決定工程(S101)と、決定されたサンプリング方法により試験片を採取するサンプリング工程(S102)と、採取した試験片を用いて材料試験を行い、得られたデータから対象部位の劣化度を評価する劣化度測定工程(S103)と、測定値を用いて評価対象部位の劣化度を評価す評価工程(S104)とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子炉炉内機器における評価対象部位、試験方法および運転履歴に基づいて劣化評価を行うために十分で、かつ評価対象の機能に影響しない範囲で最小の試験片を採取するための採取位置、採取寸法および採取個数を決定するサンプリング方法決定工程と、決定されたサンプリング方法に従って実機当該部より試験片を採取するサンプリング工程と、サンプリングした試験片を用いてEPR測定、微小硬さ測定、放射線測定およびヘリウム含有量測定の全てもしくは一部の組合せによる材料試験を行う劣化度測定工程と、前記EPR測定によるIASCC感受性の評価、前記微小硬さ測定による機械的性質および破壊靭性値の評価、前記放射線測定による中性子照射量評価および前記ヘリウム量測定による溶接可能性の評価の全て、もしくは一部の組合せからなる評価対象部位の劣化度評価を行う評価工程と、を備えることを特徴とする原子炉炉内機器の照射劣化診断方法。
IPC (2件):
G21C17/00 ,  G21C17/003
FI (3件):
G21C17/00 P ,  G21C17/00 E ,  G21C17/00 J
Fターム (9件):
2G075CA07 ,  2G075DA16 ,  2G075EA03 ,  2G075EA07 ,  2G075FA11 ,  2G075FB08 ,  2G075FB18 ,  2G075FC12 ,  2G075GA21
引用特許:
審査官引用 (3件)

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